ユナイテッド航空「ポラリス」ビジネスクラスで行くオーランド発成田行き（コロナ禍）搭乗記

WDW：エアライン

コロナ過の旅行

コロナ禍でただでさえ国際線が大幅減便されているので、特典航空券で長距離チケットを取るのが本当に大変だった今回の旅。更に新規感染者の状況で日々変わる日本の入国規制が、更に日本行きを難しくさせました。出発予定日の前日まで本当に日本に辿り着けるのか、最後の成田空港のPCR検査を通過するまで不透明。正直準備に何度もくじけそうになりましたが、何事も無く、無事に往復をしてこれました。因みにコロナ対策の旅の準備編のレポは別に設けてあります。

特典航空券でビジネスクラス

復路は成田発トロント乗り換えのエアカナダでしたが、このレポでは往路である、オーランド発、ニューアーク空港乗り換えのユナイテッド航空、成田行きの搭乗機をレポートしていきます。

所要時間

オーランドからニューアーク間は2.5時間、乗り換え時間が90分、国際線が13.5時間。合計で18時間程度の所要時間。「国際情勢でロシア上空を避けて飛行する為、多少長い飛行時間です」とアナウンスが入りました。当日は出発が50分遅れ、成田到着時間もそのまま1時間近く遅延しました。

ニューアーク乗り換え

通常アメリカから日本に行く際の乗り換えは簡単で、何の手続きも必要ありません。到着ゲートから次の便のゲート移動だけです。今回は同じターミナル内の移動だったので本当に簡単でした。

ポラリスクラス優遇サービス

【ラウンジ】
実はオーランド発ニューアーク行はエコノミーにされてしまいましたが、オーランド空港でもユナイテッドラウンジの利用をすることが出来ました。オーランド空港のラウンジは他空港に比べ全体的に規模もデザインも少し落ちますが…しかしニューアーク空港の「ポラリスラウンジ」は素晴らしかった！めちゃくちゃ広いうえに、最新の設備と洗練されたデザイン、そして利用客が殆どいなくて、この上なく快適でした。胃がもたれそうなので、何も食べませんでしたが、ポラリスラウンジの食事は質も良さそうでした。ニューアーク空港内が大混雑していたので、オアシス的な場所で大満足でした。
【優先搭乗】
当フライトはファーストクラスが無いので、ビジネスクラスが最上クラスです。1時間前くらいから早く搭乗し、機内でゆったりとできるのがこのクラスの醍醐味。ただしコロナ禍で、出発前のドリンクサービスは一切無しとのこと。
【荷物も優先】
エコノミーだと23kgまでの重量制限が、ビジネスだと32kgで、2つまで預け荷物無料です。また、荷物は成田まで直行になります。

座席

ユナイテッドのポラリスの座席は、同じ窓際でも2種類の座席があります。窓側のシートと通路側に面した席があり、お一人様旅には窓側の席の方がプライバシーが保たれるとおもいます。僕の視線から他の乗客さんが殆ど見えないのもリラックスできる理由のひとつ。シートがリラックスポジションになったり、フルフラットになり、横になって長距離飛行を寝て過ごす事が出来ます。フルフラット状態での足の空間が広く、寝返りをうっても足を壁に当ててしまうことが気になりませんでした。

枕と掛け布団が最高！

形状記憶スポンジ枕とクッション、そして羽毛布団と、最高に快適にシートで過ごせるセットが用意されています。これは本当に重要なアメニティーで、復路のエアカナダに乗った時も、「あーあのセットが欲しい」って思ってしまうほど、今回の空の旅のハイライトになりました。おかげで最低6時間くらいは睡眠をとれたと思います。

食事

不味い！とにかく不味過ぎてビックリしましたｗ。
食事ってこんなに不味くなるのかい？って思うほど最悪でした。こんなことならラウンジで食べておくんだった…と後悔。通常前菜、メイン、デザートと順番に提供されるはずなのでしょうが、コロナ禍の為、ワンプレートで一度に提供されました。味気の無いサーモン、更に味のないソースｗ。一番美味しかったのはハーゲンダッツのアイスでした。最悪だったのは夜中に提供されたサンドイッチ。パンが紙粘土かと思うくらい硬くて乾燥してましたｗ。

サービス

元々ユナイテッドのサービスに期待はしていないんですが、担当のCAの方は、アメリカのサービスレベルではまあ親切にしてもらったかな、っという感じです。丁寧だけど、ちょっとフレンドリーさに欠けていた気もします。

感想

個人的には2回目の長距離飛行でのビジネスクラス利用だったので、ある程度勝手が分かってきたので、初めての時よりリラックスして楽しむことが出来ました。初回の「食事や映画など、提供されるサービスを全て逃さず頂いておこう！」というハングリー精神（？）を止めにしてみましたｗ。今回はどれだけ機内で休めて、目的地に着いた時に体力をベストな状況にしておく、と言う事に目的をシフト。それでも機内で結構休めたとはいえ、ビジネスクラスでも長時間の飛行はやっぱり後に響きましたｗ。エアカナダのビジネスクラスのお手洗いは大きくて窓もあったのに比べ、小さくて使いにくかったのも記憶に残っています。各航空会社によって色々な特徴が出るというのも今回分かりましたし、機会があればまた乗ってみたいですね。今後もまた利用できるように、コツコツとクレジットカードでポイントを貯めている日々です。