日本出国時＆オーランド出発時の事前PCRテスト　予約と検査結果、飛行機搭乗までの流れを全てレポートします

WDW：エアライン

2022年6月現在、日本政府とアメリカ政府は渡航直前のPCR検査の陰性証明書提示を必要としています。検査の陰性の結果が無いと、飛行機にも乗ることが出来ませんので、未だに重要な事柄になっています。2022年5月にオーランドと東京を移動してきましたので、その時の体験談をレポします。

日本発オーランド行きPCR検査

アメリカ政府は「出発日の前日」にPCR検査を受け、そのテストの陰性証明書を利用する航空会社に提出するという義務を課しています。これは出発時間に関わらず、前日のテスト結果になります。僕の出発日は月曜日の為、日曜日に検査としました。

予約

僕の滞在先が新宿だったので、検査結果がデジタルと紙媒体でも受け取れると言う事で、「チームメディカルクリニック新宿」の検査当日発行の「PCR 検査及び海外渡航用陰性証明書」を選びました。予約は1週間ほど前にオンラインにて。
https://www.team-medical.or.jp/location/shinjuku/

「チームメディカルクリニック新宿」

場所：西武新宿線駅ビルPEPE　地下二階
料金：16000円
検査時間：午前11時頃、１０分以内で全て終了
結果通知：当日16時頃、My SOSアプリに送信される
紙媒体で結果：必要であれば紙媒体での結果ももらえる（再来院必要）

感想

電話対応、当日共に対応が丁寧で親切。検査は簡単で、10分以内に終了。4時間後に陰性結果がアプリに送られて、その1時間後に英語表記の「渡航証明書（Health Certificate for COVID-19)」が同じく送信されてきました。一回だけの来院で全て完了！

渡航証明書を航空会社（エアカナダ）に送る

各航空会社が「事前に必要書類を送ってください」的な事をお知らせしてきます。僕はアメリカ行きは「エアカナダ」だったので、「ワクチン接種証明書」と「陰性証明書（渡航証明書）」をエアカナダのアプリを通して送信しました。ポケットWi-Fiだと遅すぎて送信が上手くいきませんでしたが、ホテルのWIFIを使ったらあっさり送信でき、その後5分以内で無事事前チェックインを済ませることが出来ました。

カナダ渡航者用アプリ「ArriveCAN」

カナダとアメリカでは渡航者の規制が違います。カナダの方が少し厳しく、カナダへの旅行者専用アプリ「ArriveCAN」を利用しないといけないのか疑問でした。結果としては乗り換えだけの利用者は「ArriveCAN」は必要なしとの事。

搭乗当日

平日午後の成田空港は空いていました。事前に書類を送信してはいましたが、当日のカウンターでは「ワクチン接種証明書」の提示を再び求められましたが、簡単に済みました。

トロントで乗り換え

乗り換え時間は2時間。乗り換えの人が優先的に降りられましたが、結果的に飛行機から降りられた時には残り９０分。次の飛行機の搭乗時間までは５０分しかなく、気が焦りました。
長距離を歩き、外にも出ていないのに、まず手荷物検査。その後チケットをスキャンして大きな部屋の掲示板の前で、自分の名前と乗り継ぎ便が表示されるまで待機。いつもここが謎の時間。隣の掲示板には自分の搭乗してきた飛行機の荷物検査の進み具合が表示されます。日本出発便が検査開始となって5分以内に、やっと自分の名前が表示され、「アメリカの」入国審査の部屋に行くことが出来ます。永遠に感じましたが、実際は20分程度この部屋にいたと思います。
何の質問もされず、驚くほど簡単に済んだ入国審査を済ませ、次便のゲートに向かいます。これが異常に遠かった！案内板に従うも、一瞬人気のない狭い通路になったり、ボロっとした所を通らされたり…。途中「目的ゲートまで15分」とまで書いてあって、迷いはしませんでしたが、とにかく歩きました。結局ゲートに着いたのは搭乗開始の10分前。結局間に合いました。

トロントーオーランド間

結果的に10人程の乗客を待ち、定刻の10分遅れで出発。オーランドに到着後は荷物のターンテーブルがスーツケースで詰まって30分ほど放置され…アメリカに帰って来たんだと実感させられましたｗ。飛行機を降りて、荷物を受け取り、そのまま帰宅。アメリカに到着してからは全く通常通りの工程でした。

オーランド発日本行きPCR検査

ここからは日本行きへの準備です。まずは日本の厚生労働省の指定するMySOSアプリを利用し、ファストトラックと言う機能を使って、検疫手続きの一部を事前に済ませることが出来ます。

MySOSアプリ（ファストトラック）

MySOSアプリは出発の2週間以内から利用開始することを勧められます。初めて使うには意外と面倒でしたが、成田空港到着後の時間短縮になると思い、利用してみました。このアプリで事前に済ませられる手続きは
①個人誓約書
②ワクチン接種証明書
③出国前72時間以内の検査証明書

PCR検査場予約

ユニバーサルオーランドに近く、24時間営業の「Alliance Health」と言う所で予約を取りました。以下のリンクから予約可能ですが、僕は質問があったので、直接電話して予約を取りました。電話対応の方が、アメリカ内とは思えないほど親切でビックリw。厚生労働省の指定する陰性証明書でも発行してくれるとの事。月曜日の出発でしたので、その前の土曜日の午前中に検査の予約を取り、日曜日には結果が届くように予約しました。
https://alliance.health/orlando/

「Alliance Health、Orlando」

場所：ユニバーサルオーランド近辺
検査：RT-PCR Rush <24Hour Result
料金：＄139
検査時間：午前11時頃、１5分以内で全て終了
結果通知：翌日午前1１時頃、スマホにAlliance Health独自書式で結果通知
厚生労働省の書式：結果通知後自分で書式を印刷、それを持ち込みサインしてもらった

結果即通知の＄249のプランも

即結果が出る「RT-PCR　Expedited30-60 Minites Result」というプランもあります。恐らく皆さんはこのプランの方が、即結果が出て、再来院しなくて済むので楽だと思います。

厚生労働省の書式を持参

基本、Alliance Health独自書式で結果をデジタル書式で送ってくれるのですが、僕は厚生労働省の書式を印刷し2枚持参しました。一枚は白紙、もう一枚は自分の「氏名」「パスポート番号」「国籍」「生年月日」「性別」を記入したものです。独自書式だと国籍の記入がありませんでした。この書式を渡すと、その他の情報を手書きで入れて、最後に「印影」を入れてくれ、公式な書類となりました。僕はこの書類をスマホで撮影し、MySOSアプリ等に送りました。

感想

ディズニーエリアからだと、車で20-30分程度の距離だと思います。近隣の苦情から外に看板を出していないと言う事で、多少分かりにくかったですが、スタッフがとても親切で、日本の書式の事も理解していました。事前にオンラインで個人情報を記入したにも関わらず、現場でも書類を数枚記入した記憶がありますが、所要時間は15分以内でした。

MySOSとユナイテッド航空のアプリにアップロード

MySOSアプリには2週間前から「ワクチン接種証明書」と「個人誓約書、質問書」を送信していました。数時間後にはアプリの色が赤から黄色になり、PCRの結果が出た、出発の24時間前には「陰性証明書」を送信。数分後に緑に変わり、そこでやっとほっとしました。またユナイテッド航空からも同じ書類を提出しろとの指示が出ていたので、こちらも送信すると、チェックインも完了した、と表示されました。

ユナイテッド航空チェックイン

僕のフライトは7時でしたので、3時間前の朝4時にはオーランド空港に到着。4時とは言え、平日の月曜にしては思ったより人が多かったです。自動チェックイン機で手続きを済ませ、驚くほど簡単にチェックインが済みました。パスポートのみでチェックインが済み、荷物を預け、手荷物検査場に向かいます。日によっては通過するのに3時間もかかると聞いていたので、緊張していきましたが、この日は5分で通過出来ました。

成田にて

僕の到着した時期はまだ成田でのPCR検査をしていたので、最高3時間を覚悟していました。まず日本入国組が先に降機。僕の場合ゲート到着後5分で降りることが出来、おそらく僕の乗っていた飛行機で2番目くらいに降りた人間だと思います。その後も全てスムーズに行き、一番待ったのは検査の結果待ちの20分程度。陰性検査結果後、入国審査、税関と済ませ、着陸後約９０分で電車に乗ることが出来ました。殆ど止まることが無かったので、「待った」感は殆どなかったです。ただでさえ遠いオーランドと日本。今回の手続きは色々面倒でやはりハードル高く、余計に遠く感じました。次回はもっと簡素になっていてくれていると良いなあ。