ディレイドバゲージになった時は❗
★★★★★ 2017年12月に訪問まさかのディレイドバゲージ
昨年末、出掛けた先のオーランドで私のスーツケースが Baggage Claim に届かないという事態が起こりました。まず、やらなければならない事
Baggage Claim Deskへ行き、事情を説明し書類に記入します(英語のみ)
スーツケースの所有者の名前
現住所と電話番号
どこ発の何便に搭乗し、いつ着いたのか
届いていないスーツケースの個数
スーツケースの大きさ、色、特徴
見つかった場合の届けて欲しい場所と電話番号
すぐ連絡がとれる携帯番号とメールアドレス
航空会社がスーツケースに付けたクレームタグ(受託手荷物)の半券を提出し、PIR ( 手荷物紛失証明書 )を発行して貰いましょう。
クレジットカード会社、保険会社、航空会社とのやり取りで必ず必要になります。
航空便遅延保険が付帯しているクレジットカードをお持ちの方や海外旅行保険を掛けていらっしゃる場合は、この手荷物紛失証明書がなければ補償を受けられませんのでご注意下さい。注) 海外旅行保険と航空会社との補償額MAXでの2重取りは不可です。
航空便遅延補償が付帯されている主なクレジットカード会社
ステータスがゴールド以上
JCBゴールド
三井住友プラチナ
アメリカンエキスプレス
注) 6時間以上手荷物が遅延した場合のみ適用されます。
航空会社からの補償
ユナイテッド航空の場合
まず、下着やタオル・歯磨きセットが入った物を支給されました。最初は今日中にスーツケースを届けるので特に補償はないと言われていましたが、私達家族のカスタマー情報を確認された後、お詫びとしてアップグレードが出来るチケットとスーツケースが届くまでの間、必要な物の購入費として、1人$200まで補償すると提示されました。
その場合、購入した際のレシートをユナイテッド航空マイレージセンターに送る手続きをし、後日、指定口座に振り込まれるそうです。
しかし、私はアメリカンエキスプレスで補償を受ける方を選択したので、ユナイテッドとは飛行マイルとは別にマイル付加の交渉を行いました。
スーツケースがなくて困ったもの
スーツケースには必要な物ばかりが入っている。
携帯電話の充電器
最も困ったのが携帯電話の充電器です。スーツケースが届くまでの間、ユナイテッドとの電話やメールのやりとりをしなければならなかったので、バッテリーが切れないよう気を使いました。
コンタクトレンズ
私は裸眼で問題ないのですが、家族がコンタクトレンズを使用しているので困りました。幸い眼鏡をバッグに入れていた為なんとか対応できましたが、残りの日数分のワンデーはスーツケースの中です。
着替え
航空会社のラウンジやホテルでシャワーは出来るものの、着替えがないと何の為のシャワーか分かりません。 化粧品一式
女性は、化粧品一式がなかったら困りますよね。バッグのポーチに入っているのは必要最小限の物で、化粧水・乳液・クレンジング等は全てスーツケースの中です。
一般的に、スーツケースには不必要な物は何も入れて来ないと思うんですよね。
なので、スーツケースが早く手元に届いて欲しいという気持ちが常に頭を過り、折角の旅行の楽しさが半減したのは言う間でもありません。
スーツケースが手元に届くまで
ユナイテッドから、現時点でスーツケースは何処にあります・いつ・何時に・何という名前の人物(顔写真添付)が、お部屋に届けます…とメールにて連絡がありました。
ホテルにチェックインした際に、ディレイドバゲージに遭った旨をフロントに伝えたところ、「宜しかったら着替えに使って下さい」とTシャツセットを下さり、その後『スーツケースが届きましたらすぐお部屋にお持ち致します。』とのメッセージを添えて、温かいスープをお部屋に届けて下さいました。ハードロックホテル、さすがのご対応だと思いました。
スーツケースが届きました。
オーランド到着後9時間も経過していました。
セキュリティーが厳しいホテルでしたので、デリバリースタッフは直接部屋に通されず、フロントがスーツケースを受取り部屋に運んでくれました。13:00頃オーランドに到着した私達の手元に、スーツケースが届いたのは22:00過ぎでした。
シートクラスは関係ない。
エコノミークラスだけかと思っていました。
40回近くもオーランドへ行っていますが、ディレイドバゲージやロストバゲージに遭った事は1度もなく、大人数がいるエコノミークラスの方だけが被害に遭っているのかも?と思っていました。ですが、ビジネスクラスを購入して利用していた私達が遭ったという事は、クラスは全く関係ないという事実。
今回は運が悪かったとしか言いようがありませんでした。
最低限しておいた方がいい事
スーツケースに、自分の名前や住所記載のネームタグを付けておきましょう。
大切な個人情報を他人に知られたくない気持ちは十分に理解できますが、ディレイドバゲージやロストバゲージは避けられない事故です。スーツケースに名前が書いてある物が付いているだけで、手元に返ってくる可能性大です。
実際、私のスーツケースは乗り継ぎ地ではなく他の空港へ向かうコンテナで見つかりましたので、是非お薦めしたいと思います。
皆様が無事に海外旅行を終えられますように…。
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