Victoria&Albert's:グランドフロリディアンの5つ星最高級レストランレポ第2弾:チェックイン&インテリア編
★★★★★ 2019年2月に訪問Victoria & Albert’s レポート第2弾
WDW内最高級レストランのレポート第2弾は、チェックインから席に案内されるところまでの流れと、レストラン内のインテリアの様子を中心にご案内していきましょう。レストランの予約時間
予約時間は3回に分けられている様で、僕の予約時間は一番遅い7:15でした。所要時間は3時間以上です。予約時間より少し早い時間に到着しましたが、おそらくこの日の一番最後に案内されたゲストだった様です。レストランの場所
グランドフロリディアンリゾートのメインビルディングの2階。チェックイン
レストランの看板の下をくぐると、待合室らしき場所とポディウムに人が並んでいたので、列に並びました。すると、数秒もしないで左手の木製のドアから上品な女性キャストさんが出てきて、僕の氏名を聞かれ、扉の中に案内されました。重厚で少し薄暗い雰囲気の中に数人のキャストさん達が立っていて、早速高級感が漂っていました。と言っても全く高圧的でなく、暖かく迎え入れてくれている空気感。「△△様、本日はようこそ、私共のレストランにお越しいただきました。そして本日、このレストランで大切な時間を過ごして頂ける事を心より感謝致します。」支配人と思われる貫禄のある方が、丁寧でゆっくりな口調で話しかけてくれました。これは今までのどのディズニーレストランでも味わった事のない別次元の接客。これが「おもてなし」なんですね。先程の女性がまた良いタイミングで席に案内をしてくれます。なんて皆さん自然で丁寧なんでしょう。作られた親切とは全く違うんですよね。
クイーンヴィクトリアルーム
緊張しながら、セレブ(の様な)人達のテーブルを通り過ぎ、ある部屋に通されました。どんなテーブルに案内されるんだろう…と案内されたのは…「こちらはクイーンヴィクトリアルームでございます。」中には既に3組、6人のゲストが食事をされており、最後のテーブルに案内されました。明らかにメインダイニングルームと比べて静かです。「静かなテーブルがご希望との事でしたので、こちらの席をご用意させていただきました」と支配人の方が仰っていました。電話が来た時に静かな席をリクエストしておいて良かった!言ってみるもんです。この部屋のゲストは本当に皆さん静かで、メインダイニングの会話の方が聞こえてくるくらいです。席に着くなり、「写真は幾らでもお撮り戴いて結構ですよ。」と言われ安心しました。大き目のカメラを持っていたので気遣ってくださったんでしょう。お部屋の様子は是非写真でご覧いただきたいと思います。プレフェッショナルなサービス
席に着くと、担当サーバーのGarrettさんとCraigさんが挨拶に。贅沢に2人のサーバーさんがお世話して下さるようです。この方達も人を見定めるとか見下す様な雰囲気は微塵も感じられません。正にプロフェッショナルなサーバーさんです。お高いミネラルウォーターを頼まないといけないのか、なんて心配していましたが、「無料のフィルターウォーターでよろしいですか?」と、全くと言っていいほどプレッシャーを押し付けて来ないんです。飲み物の注文
他のレストランと同様、先ずは飲み物(大抵はアルコール類)の注文を聞かれますが、iPadのメニューから選ぶ事になります。各カクテルは$24と一般レストランの倍。ここで一瞬怯みますが、せっかく来たので一杯くらいは飲みたいところ。僕は柚子系のカクテルを注文しました。浮かべられたフォームが塩気の効いたとても美味しいカクテルでした。僕らは結局一杯づつしか飲みませんでしたが、サーバーさん達からの「もっと注文して」と言う押しは最後まで感じられませんでした。売り上げが高いほど、チップが良くなるので、押してくるサーバーさんが一般的ですが、この点もプロでしたね。別料金のアップグレード
その後、本日のメニューを渡されます。自分達の名前入りで、全てシェフのお任せ10品コース料理で1人あたり$235と1番下に書いてあります。しかしメニューの所々に$100とか$150とか…はて?説明して貰ったんですが、ちょっと分かり難かったので聞いてみると、値段付きのメニューはアップグレートとの事。例えば、通常、オーストラリア産神戸スタイル牛をプラス$150で宮崎牛ステーキに出来るとか。「通常メニューも既に素晴らしいお品ですよ。」と言って下さり、更に嬉しい事にしばらく相談出来る時間もくれました。結果的には全てアップグレート無しでお願いしましたが、この時も全く嫌な空気は流れませんでした。やっぱり緊張
こんな高級なレストランは殆ど来た事ないので、やはり緊張します。キャストさん達の対応が最高だとはいえ、周りのゲストから「場違い」と思われたらどうしよう…なんて思ってしまいました。注いでもらったお水を先ず一口。上品に上品に…上品な水の飲み方ってあるんかい?と思った瞬間、水が口元から溢れそうになり、思わず「ジュルッ!」と音を立てる始末。「ヤバイ!バレるう!」(何がじゃ?) もう恥ずかしくて怖くて他のテーブルを見ることもできませんでした。でもこんな緊張して3時間も高い金額を払って食事をしていても、つまらないですよね。他のゲストがセレブかどうかも分からないわけですし。そう思い、気取る振りを辞めてこの珍しい体験を楽しむ事にしました。他人にどう思われようと、自分が楽しめればそれでok。自分が楽しめなければ意味が無い。それがアメリカ流。次回レポート
次回は最終回。お料理、雰囲気、サービス、サーバーさんとのやりとりなど、全てを加味した上で支払った料金程の価値があるレストラン体験なのか、感想を含めてレポートしたいと思いますので、お楽しみに。それではレストランの中の様子を写真でご覧頂きましょう。Victoria&Albert's:グランドフロリディアンの5つ星最高級レストランレポート第1弾:予約編
Victoria&Albert's:グランドフロリディアンの5つ星最高級レストランレポ第3弾:料理編
写真を拡大