【The Dahliaラウンジ】3パークが望める新ディズニー高層リゾートの屋上ラウンジとホテルをご紹介
★★★★★ 2019年10月に訪問Gran Destino Tower
2019年夏にオープンしたWDWの最新高層リゾート。立地は「南米」や「マヤ文明」がテーマの「ディズニーコロナドスプリングスリゾート」内。しかしこのタワーの内外のデザインはそれとは一致しません。モダンで近代的な雰囲気のこのタワーには、レストランと2つのラウンジがあります。現在、コロナドスプリングスリゾートのフロントはこのタワーの2階に集約され、逆にフードコートやショップなどは旧メインビルディングに残されています。いずれも徒歩で簡単に移動できる距離にあります。今回のレポでは、当タワーの概要と「The Dahlia Lounge」をご紹介します。The Dahlia Lounge
Gran Destino Towerにあるバーラウンジの一つで、16階に位置しています。一番の特徴は、屋外席からの見晴らし。マジックキングダム以外のディズニーパークを見ることができます。地平線が広がるオーランドの景色と、夜には花火がパークに上がっているのを鑑賞するのができるのも嬉しい特典。インテリアは「サルバドル・ダリ」の「サリアリズムをモチーフにしたモロッコ調モダン」と言う少し言葉にするとややこしいスタイル。写真で見て頂いた方がわかり易いかもしれません。笑リゾートまでの行き方
Gran Destino Towerがある「コロナドスプリングス リゾート」へ行くにはバス利用のみ。各パークからバスが出ていますが、ハリウッドスタジオが一番近くのパークです。2019年10月現在、ディズニースカイライナー(ロープウェイ)がこのリゾートへ開通する予定はありません。メニューと価格
基本的にはアルコール類が中心のラウンジバーで、食事はおつまみ程度の軽食のみ。お腹は他で満たしてからお酒類をこちらで楽しむ、というのが正解だと思います。カクテルは$12-15程度。ビールは$9前後。もちろんノンアルコールドリンクもあります。座席
室内席と屋外席があり、いずれも外の景色が見えますが、やはり真夏以外の屋外席の開放感は素晴らしいものがあります。ポディウムも無く、予約も受け付けていないので、空いている席を自分で選ぶと言うスタイルを取っていました。屋外席からはハリウッドスタジオとエプコットの花火を見る事ができます。サルバドル・ダリとディズニー
バーのモニターではディズニーのショートフィルム「Destino」が流されていました。タワーの名前もここから来ているんですね。当映画は1945年にディズニーとダリのコラボで始まったプロジェクト。一旦中断した作品ですが、2003年に一般公開されたそうです。ディズニーとダリの繋がりがココであったという事ですね。フィルムはなんだか不思議な雰囲気が流れていました。何故ダリのテーマホテルとラウンジが出来たのか、ちょっと分かりました。個人的評価
雰囲気:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎静けさ:⭐️⭐️⭐︎⭐︎
サービス:⭐️⭐️⭐️⭐︎
メニュー:⭐️⭐️
コスパ:⭐️⭐️⭐︎
味:⭐️⭐️⭐️
感想
まず始めにリゾートに着いて思ったのが、なんで「マヤ文明」のデザインで統一しなかったんだろう?と言うこと。コロナドスプリングスの中に存在するテーマを思いっきり無視したデザインは、ディズニーらしくないと思いました。「アドベンチャーランドにスタージェットを建ててしまった様な感覚」と言ったらわかりやすいですかね。タワーのデザインテーマ自体が結構ぼんやりしてしまっているんですよね。この違和感を無視して、タワー内とラウンジだけを楽しむとすれば、新しい施設だけに新鮮で気持ちの良い空間は良いものだと思います。ラウンジからの景色も最高で、地平線が広がった景色を見渡せるのは素晴らしいですね。昼間はWDWは勿論、遠くのダウンタウンオーランドまで見えました。会社の同僚達と仕事帰りに行きましたが、みんなの評価も上々でした。しかし食事のチョイスが少なかったので全体評価を4としました。ちょっと特別な景色でお酒を楽しみたい方にはとてもおススメなリゾートです。 写真を拡大