デルタ:サービスは文句なし。でも機体が古くて狭く、リクライニング不可能なプレミアムエコノミークラス
★★★★★ 2018年3月に訪問初めてのデルタ
普段はカナダ航空を利用していますので、僕の感想にはカナダ航空との比較が多くなると思います。カナダ航空利用だと、トロントでの3、4時間の乗り換え時間がネックとなります。今回はデルタ利用で全所用時間が短縮される事と、料金が安かった為にデルタを利用してみました。時期と料金
旅行時期は3月上旬のから2週間。行きはオーランド早朝便、アトランタ乗り換えで、成田行き。帰りは羽田空港夕方便、ミネアポリス乗り換えで、オーランド行き。料金はプレミアムエコノミークラスで約13-4万円くらいでした。空港ラウンジ
クレジットカード特典として、オーランドとアトランタ空港のプライオリティラウンジを利用しました。両方ともアメリカのラウンジだけあって、食事もはっきり言ってお粗末。早朝のオーランドは閑散としていて良かったですが、日中のアトランタのラウンジは、大混雑、食事の悪さ、騒音のお陰で、全く良いところ無しでした。この二つのラウンジに関してはお金を払ってまで利用する価値は無いと思いました。プレミアムエコノミークラス
カナダ航空と違い、シートの横幅はエコノミーと同じで、前後のシートピッチが数インチ広いくらいのものでした。僕は行きも帰りも同クラス最前列のいわゆるバルクシート席でしたので、足元の広さはかなりありましたが、リクライニングが全くできないのが本当に辛かったです。おそらく僕の列全員リクライニング不可能だったと思います。追加料金$400程度払ってこれはちょっと…ただ、帰りをエコノミークラスで帰った友達に言わせると、エコノミーとプレミアムでは明らかな差があったと言っていました。食事とアメニティ
食事もカナダ航空とは違い、エコノミークラスと同じ食事でした。不味くは無かったですが、特に美味しいという事もなかったです。アメニティは、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、スリッパ、ブランケット、枕でした。映画の数はとても多く、これは満足でした。ディズニー映画も少なくは無かったと思いますし、日本で公開されたばかりの「COCO」(リメンバーミー)も見ることができました。
乗り換え
アトランタ(日本行き時):巨大空港の為、空港内は電車で移動します。電車は無料で、わかりにくくは無かったですが、空港の大きさから、初めてだとちょっと不安になるかもしれません。アメリカから出国の際は、特に何の手続きも荷物のピックアップも無いので、乗り換えで難しい事は無いかと思います。ミネアポリス(アメリカ行き時):日本語の表記があります。人の流れに乗っていけば割とわかりやすいですが、国際線を降りたら入国審査の列に並ぶ。審査が終わったら、預けたスーツケースをターンテーブルでピックアップ。直ぐ隣の部屋でスーツケースをドロップオフ。セキュリティの列を通って、オーランド行きの飛行機のゲートへ向かう、と言った流れだったと思います。
デルタ航空アプリ
このアプリは便利で使い易かったです。席のリクエストから、チェックイン、乗る飛行機の運行状況チェック、預けた荷物の現在地など、今回デルタ航空を利用して一番関心したのはこのアプリでした。紙のチケットの代わりにもなりますので、同航空を利用される際には是非ダウンロードしてみてください。感想
アプリの利便性とフライトアテンダントのサービスに関してはとても良かったと思います。それから全行程の所要時間もエアカナダに比べて短いのは嬉しい事です。優先的に機内に入れたり、チェックインの際に列の並ばなくて良いのは良い点でした。しかし、プレミアムエコノミークラスで追加料金を払って、果たしてそれだけの価値があるのかは少し疑問に残りました。機体が古かったのは一目瞭然でしたし、やはりリクライニングできない席には疑問が残ります。13時間のフライトを直角のシートで過ごすのは疲労感が酷く、眠れませんでした。横幅がエコノミークラスと同じなのも、とても窮屈でした。デルタの日本行きを、プレミアムエコノミーでもう一度利用するかと言われると、多分しないかな、と言ったところが正直なところです。 写真を拡大