【WDW】エプコットの「フード&ワイン・フェスティバル」を食べ歩きレポ 2016
ウォルトディズニーワールド(WDW)の秋の恒例イベント「フード&ワイン・フェスティバル」に行ってきました。20周年となる今年は、出店ブースが拡大され、謎の新キャラが登場。スペシャルグッズ情報も合わせて食べ歩きレポをお届けします。
「フード&ワイン・フェスティバル」とは?
「食欲の秋」と言う言葉はアメリカでは無いと思いますが、秋にはウォルトディズニーワールドのエプコットで食の祭典が毎年行われています。普段はディズニーに行かないと言うオーランドの住人でもこのイベントだけは行く、と言うほど大人気のイベントです。
さらに今年はイベント20周年と言うことで、普段はワールドショーケース内のみで行なわれていたイベントも今年は拡大版として、フューチャーワールド内にもショップやフードブースが出店しています。とても1回では楽しみきれないこのイベント、僕はこの記事を書いた時点で2回行ってきたものの、お財布的にも胃袋的にも30店舗以上の全てを見るのは不可能に近いと感じています。
今年は2015年9月25日から11月16日まで開催されており、コンサートやパーク内全体で行なわれているゲームもあるので、家族連れでも大人のグループでも楽しめるイベントです。
Food & Wine スペシャルグッズ・ショップ
EPCOTのあちこちでスペシャルグッズを販売しているショップが。
イベント中、重宝しそうな、カップホルダー付のトレー。ほぼ立ったまま食事することになるこのイベントは、ドリンクを引っ掛けられるので、テーブルが見つからなくても、食事がしやすくなります。実際に使ってるゲストに勧められました。
今年はイベント20周年グッズが手に入るようです。
20周年記念のロゴが入ったTシャツや帽子。
4つのタンブラーが入ったセット。
バーベキューをしているミッキーのトピアリーも。
各国のブースと料理
EPCOTに常設する、日本をはじめとした各国パビリオンのブースの他に、普段は目にすることのない、30カ国を超える国のブースが顔をそろえます。各ブースはその国を象徴した飾り付けになっており、4~5種類の食べ物のアイテムと、アルコールを含んだドリンクのメニューが目の前に。
メニューを見て決めるもよし、購入直後のゲストの様子を見るもよし、食べ終わった人の感想を聞くもよし…とても1回の訪問では食べきれないほどのメニューの豊富さは圧巻です。各アイテムは$4から$7程度。試食より少し多いくらいの量になっていますので、いろいろ試すにはいい大きさかと。
オーストラリアのブース
オーストラリアのブース。ここで毎年食べるものがあるんです。これを食べないとフード&ワイン フェスティバルが始まりません。
基本的にブースの中で料理しています。今回は特にタイミングが良く、出来立てが食べれそうです。何を待っているかというと…
ラムチョップです!このラムチョップは、このイベントの定番メニューのようなもので、大人気のアイテムです。極上スペシャルソースとその上に添えられたポテトチップスのカリカリ感!何はともあれ、これだけは是非食べていただきたい!今回既にに2回食べちゃいました。
ニュージーランドのブース
次はオーストラリアの隣にある、ニュージーランド。ここではラムのミートボールが頂けます。パイ生地にに包まれたミートボールはボリューム満点。味も美味しく、こちらもおすすめです。
ドミニカ共和国のブース
ドミニカ共和国。ここは今年初めての出店です。ここの場所には昨年はプエルトリコのブースが。どうやらここは毎年お国が入れ替わる場所の様です。プエルトリコの料理は僕はとても気に入りましたが、ドミニカン料理はどうでしょうか。
Lechon Asado. 豚肉の料理に、プランタンの添え物。これははっきり言ってイマイチ。パサパサで味もあまり無くて…
Seared Grouper. 白身魚にココナッツ系のソースが。うーんこれも特別に美味しいわけではなかったです。昨年のプエルトリコの料理の方がかなり良かったです。残念賞。
ワイン・スタジオのブース
こちらも今年登場のWine Studio. 各種ワインとチーズサンプルのプレートを楽しめるようです。芝生が敷いてあって、みんなそこに直に腰掛けてゆったりとした時間を楽しんでいました。
ワインスタジオのブースです。ワイン好きな方にはたまりませんね。ここだけではなく、各国のブースにもワインがあるので、特別にここで何か買おうという気には、正直なれませんでした。
アイルランドのブース
イギリス館の近くにある、長蛇の列ができていたアイルランド。アイリッシュクリーム等のユニークなアルコール系のドリンクが目を引きました。
左側は、Irish Cream Ale。特に甘さは感じないビールでした。右側はハニーワインと呼ばれるかなり甘めのデザートワイン。デザートワインはアルコール度が高いんですよね。
Warm Chocolate Pudding with Irish Cream。とってもチョコレートの濃いデザートでしたが、小ぶりで丁度良いくらいでした。美味しかったですが、沢山はいらない感じです。
ブラジルのブース
このブラジルのブースの列もかなりの人気さが伺えます。10分以上は並んだと思います。
クリスピーポークベリー。角煮で使われる豚肉が、外はカリカリで中はジューシーで柔らかい料理に。上にかかっているのはサルサソースです。これ一つでかなりお腹いっぱいに。これも当たりでした。
中国のブース
すっかり日も暮れて、次に目を引いたメニューは、中国のブース。
ここで注文したのが、鴨肉。Beijing Roasted Duck. 肉まんの皮のようなフワッとしたものに、白ネギと共に挟まれています。意外とお腹にたまりました。
韓国のブース
韓国のブース。同じアジア系でも、中国のブースとはデザインがまた違っています。
メニューは、ビーフブルコギ、ポークレタスラップ、ベジタリアン バーベキュー。肉系が多かったので今回は他の所に。
日本のブース
なぜかアジア系のブースに惹かれている自分に気がつきました。今年の日本のメニューは、スパイシーツナロールや、うどんでした。うーん…
フランスのブース
フランスのブース。パーク内の混雑が凄いので、ここまで来るのに結構な時間を要しました。フランス館のブースのキャストは毎年楽しんでる雰囲気が物凄く伝わってきます。楽しみ過ぎてゲストの事ちょっと忘れ気味な感じです。フランス人の友達がいつも呆れています(笑)
フランス館のブースで購入したものを外灯の下に置いて写真を撮っていたら、みんなに褒められました。単にテーブルが見つけられなかっただけなんですが。
Braised Short Rib. ビーフシチューと言ったところでしょうか。不味くする方が難しい気もしますが、美味しかったです。でもちょっと肉がパサついてたかな…マッシュポテトが添えられています。
Escargot Croissant. フランスのブースでは毎年違ったスタイルでエスカルゴをメニューに載せています。去年はイマイチでしたが、今年はクロワッサンの中にたっぶりのガーリックと共に入ってました。なかなかイケましたよ。
La Passion Martini Slush. パッションフルーツ味のフローズンアルコールドリンクです。アルコールが殆ど感じられませんでした。
背景にエッフェル塔を含めたフランス館の建物を入れて撮ってみました。フランスにいる気分に少しはなりませんか?
再び、オーストラリアのブース
最後の締めはラムチョップを再び購入するついでに来たオーストラリアで。Lamington.ココナッツが多すぎて、しかもアマアマで僕にはダメでした。
アメリカ館前ではコンサートも開催
アメリカンガーデンシアターでは、「Eat To The Beat Concert Series」と言うコンサートが行われています。1日3回、午後5:30, 6:45, 8:00で無料です。かなりの有名アーティストも顔をそろえ、アーティストによっては長蛇の列ができます。ファストパスも対応しているので、お目当のアーティストがいる場合は事前に予約を取っていくのがいいかもしれません。
- 10/19,20,21…Air Supply
- 10/22,23…Fuel
- 10/24,25…Tiffany
- 10/26,27,28…Dennis De Young
- 10/29,30…Jo Dee Messina
- 10/31,11/1…Everclear
- 11/2,3,4…Boyz II Men
- 11/5,6…Sister Hazel
- 11/7,8,9…Big Bad Voodoo Daddy
- 11/10,11,12…Hanson
- 11/13,14…Maxi Priest
- 11/15,16…Chaka Kahn
コンサートはアメリカ館の前にあるアメリカンシアターで行われます。この日は結構席に余裕があり、並ばなくても、かなりいい席に座ることができました。
この日のゲストは、「the pointer sisters」と言う、80年代に人気のあった女性3人組のボーカルグループでした。僕は聞き覚えのあった曲はなかったんですが、有名アーティストだったらしく、結構な盛り上がりでした。
最後のほうはお客さんも立ち上がるは、ダンスを始めるはの大盛り上がり。みなさんお酒も入ってますしね。
レミーを探すゲームも開催
イベント中は「Remy's Ratatouille Hide & Squeak」と言うゲームが行われているようです。パーク内に隠れているラタトゥイユのレミーを探して景品がもらえるみたいです。僕も偶然一ヶ所見つけて、ゲームと言うことに気がつきました。
こちらが僕が見つけたレミー。実は今までの写真の何処かに既に写っています。さてどこの国のブースで彼を見つけたんでしょうか?探してみて下さい。
新キャラクターも登場
味覚に関する12種類のキャラクターが登場したらしいです。ちょっと微妙ですが。年パス保持者に配られた雑誌にトレーディングカードが付いていて、集めると…特に何も無いようです。
パークの中でも、これらのキャラクター達を時々見かけました。
まとめ
今年は現時点で2回訪れました。平日の状況はわかりませんが、週末は夕方以降かなり混み合い、パーク内を歩くのも少し大変なエリアもあります。断然日中の方が周りやすいと思いますが、それでも夜の混雑しているブースの待ち時間は10-15分程度です。
このイベントに参加すると、お腹がいっぱいになるのでランチまたはディナーはいらなくなると思います。ただ、逆に言うと、お腹がいっぱいになるにはそれなりのお金を使う事になりますので、その点も注意したいところではあります。オススメはギフトショップでギフトカードを買って、決めた額をそのカードに加算し、それを使い切った時点で終わりとする事。一人あたり$25~30位は使ってしまうのは難しくはないです。毎回お財布を出す手間も無くなりますし、カードには手首に吊るせるフックが付いていて便利です。残った額は勿論ほかの買い物にも利用できます。ただ紛失には注意です。
皆さんも飲み過ぎ、食べ過ぎに気をつけて、この恒例イベントに参加してみてはいかがでしょうか?
エプコットのモノレール乗り場に映し出された20周年記念のロゴ。