場面転換が唐突！

TDS：アウト・オブ・シャドウランド

様々なサイトで様々な方の感想を見ていると、極端に言えば「ミスティックリズムっぽくないからつまらない」という理由で低評価されていることも少なくないようです。
私はミスティックリズムにさほど思い入れがないので、いらない感情抜きで感想を書かせていただきます。

１回見ただけでは理解が難しい

謎の自己啓発セミナー、急な場面転換、長ったらしいワイヤーアクションなどによって、一度の鑑賞では内容を自分なりに整理して理解することは難しいでしょう。
場面転換が唐突すぎてどんどん先に進んでしまい、気持ちが追い付かないうちにフィナーレを迎えてしまいます。

だけど音楽がいい！

私は、初めて見た時は「内容はよくわからなかったけど、音楽が好きだなぁ」という感想でした。
個人的には使われている楽曲が非常に好みです。
メイやユウが生で歌う曲だけではなく、場面場面で使われる曲もよい仕上がりだと思います。
とくにワイヤーアクションの時の曲はミシカやブラヴィを彷彿とさせます。
また、歌詞付きの曲はアンジェラ・アキによる作詞作曲であるとおっしゃっている方もいますが、私の記憶違いでなければ、ディズニー側が用意した曲に、ディズニー側が考えたストーリーに沿った歌詞を付けたのがアンジェラ・アキだったとおもいます。

そんなにひどいショーかなぁ…？

感性は人それぞれです。
批判的な講評の多いこのショーですが、とりあえず一度見てみてください。
また、座る場所によっても感じ方は異なると思います。
前の方に座れば演者の細かな表情や仕草までよく見えますし、後の方に座ればプロジェクションマッピングが見やすくなります。
さらに、メイやユウ役の俳優はそれぞれ数名いるようですので、その組み合わせによってもまた違った表情を楽しむことができます。
自分なりの楽しみ方で楽しむのが一番です。

なんだかんだ色々書きましたが、私は好きですよ、このショー。