シャドウランドが待望のアップデート!メイの「ごめんなさい」が実現
★★★★★ 2017年4月に訪問
前バージョンよりも圧倒的に違和感の少ないスムーズな展開になっていました。ストーリー展開はそのままに、セリフや演出を細かく修正して、違和感という名のトゲを丁寧に抜いた、好感の持てるアップデートでした。2017年4月1日から変更されたようです。
以下、完全にネタバレです。
それが「ごめんなさい」の一言と、「カゲドリの伝説」という前ふりで、見事に軟着陸に成功。会場は拍手に包まれました。
以下、完全にネタバレです。
自己啓発系のセリフが大幅減
「起業コンサルの迷言」とまで言われていた「何もしなければ失敗はしない。だけど、成功することもないんだよ」という、このショーのキーメッセージとも言えるセルフが丸っと消滅。新バージョンでは、「自分を信じる勇気が大切」のような右から左へ聞き流せる無難なメッセージに変更。大変快適に鑑賞できるようになりました。オープニングでカゲドリに触れる
さらに画期的な変更点として、オープニングで「カゲドリについていくと良いことがあるらしい」という、苦肉の策とも言うべき伝説を追加。トレッキングツアー参加者とゲストに前提知識を与えるとともに、カゲドリの唐突な登場を和らげ、エンディングをマイルドに着地させることに成功しています。カゲドリとのバトルでユウの存在感アップ
前バージョンでは、メイが圧倒的な剣術で敵を薙ぎ払っていき、「君はいつそんな力を得たのだ」と違和感がありましたが、新バージョンでは剣に不慣れなメイをユウが援護しながら戦う演出に変更。しっくりきました。メイの「ごめんなさい」を追加
そして、最大の変更点は、エンディングでメイが「ごめんなさい」と、心配をかけたトレッキングツアーのメンバーに謝るセリフを追加したこと。前バージョンでは、テントから飛び出してきたメイがメンバーに詫びもせず、見知らぬカゲドリについて熱く語り、最後は「私についてきて!」と息巻くシーンに、ゲストの誰もが「成長した少女」ではなく、「気がふれた少女」という印象を持ったと思います。それが「ごめんなさい」の一言と、「カゲドリの伝説」という前ふりで、見事に軟着陸に成功。会場は拍手に包まれました。
ぜひ、もう一度
その他にもいろいろ変更点があるようですので、いろんな意味で成長したメイとユウをぜひもう一度、楽しんでみてください。 写真を拡大