プロジェクションマッピングが幻想的!だけど、ストーリー展開に気持ちが追いつかない
★★★★★ 2016年7月に訪問
鑑賞後の感想は「うーん」という感じでした。個々の要素(プロジェクションマッピング、楽曲、生歌、衣装など)はホントに素晴らしいんですが、それらが化学反応してブラボー!ってところまで気持ちがいかなかったのはなぜなのか。たぶん、ストーリー展開が早過ぎて、僕らが感情移入する前にどんどん先にいっちゃって、追いつけないまま終了しちゃうからかなぁと思いました。
以下、ネタバレを含みます。
以下、ネタバレを含みます。
オープニングが分かりにくい
ジャングルにトレッキングツアーの若者たちが登場して、唐突に自己啓発セミナーを開催し始めるので、スタートから違和感が凄かったです。この集団はどういう経緯でジャングルを探検しているんだ? どうしてメイは自己啓発セミナーに参加したんだ? いきなり違和感だらけですが、ストーリーはガンガン進んでいきます。このオープニングでの違和感が致命傷で最後まで悪影響しちゃいます。空中アクロバットは必要?
主人公メイの成長を描くには尺が短すぎるのに、途中の空中アクロバットは必要なのでしょうか。その尺で、もうちょっとメイの覚醒を描けないものかと思っちゃいます。あと、アクロバットのキレがなかったのが残念でした。体調が悪かったのかもしれませんが、シルクドソレイユや上海雑技団を見た後だと、あまりにも雑なパフォーマンスに思えました。プロジェクションマッピングは素晴らしい!
技術ヲタとしては、素晴らしすぎて鳥肌が立ちました。こんな美しくて幻想的なステージとシーン転換は初めて見ました。ディズニーパークでは最高峰。だからこそ、もったいない。圧倒的な歌唱力!
ストーリーに違和感はあるものの、メイとユウの圧倒的な歌唱力はホントに素晴らしいです。引き込まれます。楽曲もかなり好みでした。もう細かいストーリーは置いておいて、この素晴らしい唄を楽しむのが正解かもしれません。オープニングでインパクトがほしい
分かりにくいオープニングの前に、前提ストーリーを映像で説明するとか、メイが悪夢の中でカゲドリと戦って負けるなどのインパクトのあるシーンをぶっこんだ方が、もうちょっと世界感に入りこめるかなと思いました。朝イチに抽選して当選!
開園してすぐに2回目公演(抽選対象では初回)をアプリで抽選したら見事当選!朝イチは狙い目なのかも。 写真を拡大