全てが噛み合わない「もったいなさすぎる」ショー
★★★★★ 2016年8月に訪問
15周年イベントの目玉の1つでした、ハンガーステージの新ショー。ミスティックリズムの後継ということで、Dヲタの期待値は高かったようで。。。
とは言っても自分は前ショーの記憶がほぼ残ってないので、今回は中立的な感想を素直に書かせていただきます。主に海外ネタとの比較になるかと。
プロジェクションマッピングが素晴らしいショーですので、神席はBブロの14列目の中心くらいかと。10列目以降でないと全体的に見通せないです。
1ー3列目はワンマンと同様にステージの段差より下の席になり、思いっきり見上げるスタイル。段差なし。
ただ、ワンス同様どこからでもほぼ綺麗には見えます。10列目以降ならそんなに大差ないかもしれません。
今回のショーではコーラスとメインによる迫力感がなく、ほとんどのシーンでメイによるソロでした。これが心を掴むほどでなかったというのが僕の正直な感想です。非常に上手な方でしたが、鳥肌が立つような圧巻さはなかったです。事実、泉のシーンのアンジェラさんの声は非常にマッチしており、もし全編をアンジェラさんが歌えるとしたらまた違った印象かもしれません。
フロリダのフェスティバルオブライオンキング、ファインディングニモのミュージカル共に、シンガーさんが重役を全うしており、それで結果を出せるようなキャスティングだと感じています。東京のパーク内ではレベルが高いとは思いますが、それ以上の価値を見出して欲しかったです。
・楽曲 ◎
・演者 ◎
ですが、総合評価はCかなって言った感じです。もう少し詰めてしっかりとしたモノを作れれば本当に素晴らしいショーが出来上がったと思うともったいないですね。ディズニーシーが世界に誇るものにして欲しかったですが、これでは厳しいです。今後の調整に期待します。
とは言っても自分は前ショーの記憶がほぼ残ってないので、今回は中立的な感想を素直に書かせていただきます。主に海外ネタとの比較になるかと。
座席等。神席について。
ABCの3ブロック。初回以外は全席抽選。全ブロック19列で、19列目は車椅子専用。18列目までが一般席。中心となるBブロックは見やすいように1列ごとに席があいだから見れるようになっており、奇数列が18席、偶数列が19席となっている。プロジェクションマッピングが素晴らしいショーですので、神席はBブロの14列目の中心くらいかと。10列目以降でないと全体的に見通せないです。
1ー3列目はワンマンと同様にステージの段差より下の席になり、思いっきり見上げるスタイル。段差なし。
ただ、ワンス同様どこからでもほぼ綺麗には見えます。10列目以降ならそんなに大差ないかもしれません。
内容
「何もしなければ失敗はしないけれど、成功もない」というテーマのもと、主人公のメイが自分の殻を破ろうとするって感じです。日本人好みの万人受けするストーリー展開かと。世界最高峰のプロジェクションマッピング
まず屋内に入ると、ステージの美しさに圧巻されます。シルクドゥソレイユのTOTEMを彷彿とさせるような大型の舞台。非常に鮮明で美しい映像は非常に期待を膨らまします。遠目だったのではっきりとは言えませんが、上海のEye of the stormのプロジェクションマッピングと同等かそれ以上かと思いました。そのくらい最新技術を駆使しており、ここでの期待値はほぼマックスです!楽曲も最高!さすがアンジェラアキ!
ちょっと内容が飛びますが、楽曲も最高でした。本当に素晴らしい挿入歌で、プロジェクションマッピングとの世界観にすごくマッチします。全編非常に完成度が高く、これだけでもぜひCD化してほしいと感じました!!演者のクオリティもバツグン!
演者の方のクオリティも素晴らしいものがありました。さすが実力派を集めただけはあるなあと。見ていて惚れ惚れするような動きで、写真が撮れなくなったのが非常に残念なくらいです。衣装もステキでした。なぜこんなに良くて感動できない?
まず浮かぶのがこれですね。素晴らしいプロジェクションマッピング、楽曲、演者と揃っていてまさに持て余している。いい化学反応が起きてなく、全てがバラバラのまま、まとまらずにショーとして提供してしまっていると感じました。こんだけいい素材を集めてこの結果というのは、非常に「もったいない」と強く感じます。前説がほしい
ストーリー性が強くもつのであれば、前説を確実に入れるべきでしたね。わけわからんまま話が進むため、わけわからんまま終わってしまっていました。せめてメイの紹介と冒険隊の経緯くらいを入れ、その後シャドウランドに迷い込むシーンからスタートで良かったのではないかと思いました。アクロバット系が酷すぎる
目玉の1つとなっていた水中に潜るシーンですが、長いしクオリティ低いしで微妙な気持ちになりました。上海のターザン、フロリダでフェスティバルオブライオンキングとシルクドゥソレイユを見てきた身としては、全く何も感じないレベルで、わざわざ派手な演出をしてるのに演者が十分に動けない環境であるならば、やらなくてよいと強く感じました。ワイヤーの配置が悪いです。歌唱力の差。
これに関しては賛否両論あると思いますが、自分は今回のショーの最大のポイントがメイン2人の歌唱力だと感じました。ミュージカル調になるといったときから恐れてはいましたが、完全に予想通りでした。劇団四季でもそうだと感じるのですが、海外モノと比べてソロとデュエットでの迫力が圧倒的に欠けると思います。歌は上手いと思いますが、ソロで会場を虜にするような方というのは、非常に少ないのではないかと感じています。ですので、そこにソロで勝負させるようなキャスティングをしようというのが厳しいかと。あの四季でさえソロとデュエットも勿論ですが、それを遥かに凌ぐ圧倒的なコーラス力が最大の魅力だと思っています。今回のショーではコーラスとメインによる迫力感がなく、ほとんどのシーンでメイによるソロでした。これが心を掴むほどでなかったというのが僕の正直な感想です。非常に上手な方でしたが、鳥肌が立つような圧巻さはなかったです。事実、泉のシーンのアンジェラさんの声は非常にマッチしており、もし全編をアンジェラさんが歌えるとしたらまた違った印象かもしれません。
フロリダのフェスティバルオブライオンキング、ファインディングニモのミュージカル共に、シンガーさんが重役を全うしており、それで結果を出せるようなキャスティングだと感じています。東京のパーク内ではレベルが高いとは思いますが、それ以上の価値を見出して欲しかったです。
結論:全てを生かしきれなかったもったいなさすぎるショー
・プロジェクションマッピング ◎・楽曲 ◎
・演者 ◎
ですが、総合評価はCかなって言った感じです。もう少し詰めてしっかりとしたモノを作れれば本当に素晴らしいショーが出来上がったと思うともったいないですね。ディズニーシーが世界に誇るものにして欲しかったですが、これでは厳しいです。今後の調整に期待します。
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