フェーズ2の始まりと思えば楽しみ方も変わる!
★★★★★ 2017年4月に訪問
去年スタートした直後の感想は多くのクチコミと同様、私も辛口なものでした。
そして、あっという間に全公演が抽選なしになりました。
開演15分前でもわりと前方席に座れるようになってからは演者の表情を楽しみにインパのたびに必ず観るようになっていました。
込められたメッセージはもはや心に響かなくなっていてユウとメイの声量に聞き惚れたり、ダンスにハマっていました!
前期は自己啓発系とコーチングで「戦え、立ち向かえ」と煽っておきながら、「自分探しの旅」というメルヘンチックな帰結にしちゃった!
振り上げた拳をどうしたものか?
今回のセリフ変更は「三世代ディズニー」をはっきり打ち出したオリエンタルの方向性を見た気がします。
いい年した大人相手ではなく、平易なセリフで小学生にも分かりやすく。
このトレッキングは代々行われていたらしいこと。
「見た人を引きつける不思議な幻の鳥がいるとかいないとか…(この曖昧さがツボ!)」という伝説が存在していたこと。
最大の違いは、自分探しはしなくて良いらしいこと!
一歩踏み出すために「自分を信じる勇気」を持つことで、「本当の自分に会える」のだと言い放ちます!
もしかすると、前期のコーチングのおかげでメイ自らが見つけだした人生観に成長を感じる展開なのかもしれませんが。
私が好んで前方席に座っているからかもしれませんが、メイとユウが初めに戦う毒虫?とのシーンでは、照明が明るくなり、ひとりひとりの表情がつぶさに観れるようになった思いました。
ただ、キーワードを取っ払ったせいか、まとめのセリフが長く早口にならざるを得ず、一回ではすっと飲み込めなくなったのが残念。
シーは日本オリジナルのパーク造り、数々のバックグラウンドストーリーを配していたけれど、それをぶっ壊してでも前に進まなければ…とでも。
エンディングで「さあ、私についてきて!」とメイに言わしめるあたり、「はいはい」ととりあえず着いていく私なのでした(笑)
4列目から階段状の席になります。せいぜい7列目までで観てください。迫力が全く違います。
間延びして見えるワイヤーアクションのシーンも間近でいろいろ発見がありますよ。
ユウ、メイ役は有名劇団出身者やその他、舞台で一定の評価を受けている方たちです。
各3,4名で回してますから当然、シフトによって表現が少しずつ異なります。それを観るのも楽しいです。
前述したように、インパクトの強い言い回しがなくなった分、何度も観ることで自分の想像力、解釈が気軽にいくらでもできるようになりました。
今後も手直しがあるかもしれません、まだまだ未知数の舞台で良いのではないでしょうか。
※写真は昨年のスニーク時のもの。
そして、あっという間に全公演が抽選なしになりました。
開演15分前でもわりと前方席に座れるようになってからは演者の表情を楽しみにインパのたびに必ず観るようになっていました。
込められたメッセージはもはや心に響かなくなっていてユウとメイの声量に聞き惚れたり、ダンスにハマっていました!
今期、セリフの変更で小学生でも分かりやすく
「何もしなければ失敗はしないけれど、成功することもない」という自己啓発系のセリフが消滅したのと同時に、エンディングにあった「みんな自分探しの旅をしているんですよね」もなくなりました!前期は自己啓発系とコーチングで「戦え、立ち向かえ」と煽っておきながら、「自分探しの旅」というメルヘンチックな帰結にしちゃった!
振り上げた拳をどうしたものか?
今回のセリフ変更は「三世代ディズニー」をはっきり打ち出したオリエンタルの方向性を見た気がします。
いい年した大人相手ではなく、平易なセリフで小学生にも分かりやすく。
ネタバレになりますが、今回わかったこと
引率して来た隊長(?)はメンバーたちの「先輩」だったということ。このトレッキングは代々行われていたらしいこと。
「見た人を引きつける不思議な幻の鳥がいるとかいないとか…(この曖昧さがツボ!)」という伝説が存在していたこと。
最大の違いは、自分探しはしなくて良いらしいこと!
一歩踏み出すために「自分を信じる勇気」を持つことで、「本当の自分に会える」のだと言い放ちます!
もしかすると、前期のコーチングのおかげでメイ自らが見つけだした人生観に成長を感じる展開なのかもしれませんが。
演者の表現や表情がより鮮明に
ミュージカルに造詣が深い方には叱られるかもしれませんが、特有のオーバーアクションというか、メイの表情が前期より少しバージョンアップしたように思います。私が好んで前方席に座っているからかもしれませんが、メイとユウが初めに戦う毒虫?とのシーンでは、照明が明るくなり、ひとりひとりの表情がつぶさに観れるようになった思いました。
ただ、キーワードを取っ払ったせいか、まとめのセリフが長く早口にならざるを得ず、一回ではすっと飲み込めなくなったのが残念。
つまるところ、前に進まなければ何も変わらない
さらにうがった観方をすると、オリエンタルの挑戦を見守ってほしいというメッセージかな。シーは日本オリジナルのパーク造り、数々のバックグラウンドストーリーを配していたけれど、それをぶっ壊してでも前に進まなければ…とでも。
エンディングで「さあ、私についてきて!」とメイに言わしめるあたり、「はいはい」ととりあえず着いていく私なのでした(笑)
大きなお世話だけど、リピーターになる楽しみ方は…
需要はないかもしれませんけどお勧めは、中央エリアを選んでください。4列目から階段状の席になります。せいぜい7列目までで観てください。迫力が全く違います。
間延びして見えるワイヤーアクションのシーンも間近でいろいろ発見がありますよ。
ユウ、メイ役は有名劇団出身者やその他、舞台で一定の評価を受けている方たちです。
各3,4名で回してますから当然、シフトによって表現が少しずつ異なります。それを観るのも楽しいです。
前述したように、インパクトの強い言い回しがなくなった分、何度も観ることで自分の想像力、解釈が気軽にいくらでもできるようになりました。
今後も手直しがあるかもしれません、まだまだ未知数の舞台で良いのではないでしょうか。
※写真は昨年のスニーク時のもの。
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