
パンデミック前後で変わった上海ディズニーリゾート事情(主観)
★★★★★ 2025年7月に訪問
2019年11月に上海ディズニーリゾートへ行き、その直後にパンデミックが始まりました。
パンデミックの影響やビザの関係でしばらく行けなかったのですが、今回2025年7月、約5年半振りに再訪できました。
概ね意外と5年前と変わっていないところも多かったですが、ちょっと変わったな、と感じたところもありました。
パンデミック以前に行き、パンデミック後に再訪しようとする方にとって、少し戸惑うかもしれないポイントをいくつかまとめてみました。
口コミ、主観ですので、僕が戸惑ったポイントが他の方にはそうでないかもしれないですし、その逆もあるかもしれませんが、参考になればうれしいです。
そのため、比較的早いマグレブと電車を利用して行っておりました。
最近調べていると、マグレブのルートよりも2024年12月にオープンした市域空港線を利用するのが一般的なようです。
また、他のブログでは、DiDiという配車アプリ(Alipayアプリからも利用可能)の利用を推奨しているものが多くありました。
今回DiDiを利用したのですが、これで全く問題なく行けました。
DiDiだと、走行中も目的地までのルートをリアルタイムで見れるので、遠回りや変なところに連れて行かれる心配はなく、運転も丁寧で安心できました。
DiDiや、以前のマグレブを使ったルートよりも早くたどり着ける市域空港線が開通したことで、パークへ行くハードルがぐっと下がったように思います。
今は、現金も辛うじて使えるようですが、現金が使えないレジや、現金が使えない店、ワゴンもありました。パーク内でさえ、そうでした。
現金の利用も一般的な日本からすると奇妙ですが、QR決済の方がむしろ安心なくらいです。
今回Alipayを使用したのですが、現金とカードを1度も使わずに過ごせました。
同行者が現金とカードを使う場面に立ち会ったのですが、体感としてやはり若干顔をしかめられたと感じました。
また、スーベニアメダルやガチャガチャも、現金ではなくQR対応でした。
QR決済の登録は、ほぼ必須と思っておいてもいいと思います。
特別なグッズに関しては、抽選に当たらなければ購入できないようになっていました。パーク内の看板からQRコードを読み込んでも抽選できるので、ぜひ試してください。
なお、Wandering moon restaurantは、現在ショップになり、レストランではありませんでした。
転売屋は、残念ながら今もいます。ただ、以前のようにパーク内やキューラインの中で売るような愚か者は見かけませんでした。パーク外には結構いましたが、スルーでいいんじゃないかと思います。折角ディズニーを楽しんでいるのに、転売屋を気にして思い出を台無しにしたくないので。
何があったのか詳しくは知りませんが、パンデミックを経て、パーク内・ディズニータウンともに、あまり英語が通じ"なく"なりました。「この単語が通じないの?」というレベルで、正直かなりびっくりしました。体感で3人から4人に1人くらいの割合で通じたように思います。
英語を話せる人もいたのはいたのですが、英語で聞き返すと明らかに戸惑ってから、頑張って話してくれた、という感じでした。
さすがにホテルでは英語は通じるか、通じなくても近くに話せる人がいてすぐに間に入ってくれたので、ホテルは大丈夫と思います。
ちなみに、僕が話せる中国語は「你好(こんにちは)」と「谢谢 (ありがとう)」だけです。僕が「你好」と話しかけた後に英語で話すものだから、余計にややこしくなったように思います。後から思えば、最初から「Hello」と言った方が、相手も戸惑わなくて済んだかもしれなかったですが、相手の言葉を多少でも話すことで壁を薄くしようとしたのです。
ただ、英語が通じないからと言って全然どうにもならなかったというわけではなく、例えばレストランならすぐにメニューを出して指さしで注文するように促してくれたり、翻訳アプリを起動してくれたり(こちらの日本語を拾ってくれなくて役に立たず、話せる人を紹介してもらいました)、金額を紙に書いてくれたりしました。また僕も身振り手振りのボディランゲージで何とか伝わったと思います。実際、僕自身は、会話のために翻訳アプリを1度も使わずに何とか意思疎通ができました。
要は大切なのはお互いを理解しようとする姿勢で、それがあれば言葉の壁はある程度何とかなるのだと思いました。
言葉の壁はあれど、どこに行ってもウェルカムを感じました。
もちろん、ズートピアがオープンしたり、ショーが変わっていたり、という変化はあります。
ただ、ディズニーの精神は健在でした。
言葉の壁が大きくなると、ちょっと不安は感じます。一方で、それが意外と大きな問題ではない、ということにも気づけたと思いました。
パンデミックによって、本当に一瞬で当たり前が失われ、「また来れる」と思っていた海外ディズニーへの旅がこんなに難しかったと思い知らされました。特に上海は、とても近いはずなのにパンデミック以外にも渡航が難しくなる要因もあり、ここに至るまで時間がかかりました。
いい変化、ちょっと残念な変化もありますが、これから行く方々がより楽しめることを願っています。
パンデミックの影響やビザの関係でしばらく行けなかったのですが、今回2025年7月、約5年半振りに再訪できました。
概ね意外と5年前と変わっていないところも多かったですが、ちょっと変わったな、と感じたところもありました。
パンデミック以前に行き、パンデミック後に再訪しようとする方にとって、少し戸惑うかもしれないポイントをいくつかまとめてみました。
口コミ、主観ですので、僕が戸惑ったポイントが他の方にはそうでないかもしれないですし、その逆もあるかもしれませんが、参考になればうれしいです。
交通
以前は、「タクシーは怖い」というイメージがありました。そのため、比較的早いマグレブと電車を利用して行っておりました。
最近調べていると、マグレブのルートよりも2024年12月にオープンした市域空港線を利用するのが一般的なようです。
また、他のブログでは、DiDiという配車アプリ(Alipayアプリからも利用可能)の利用を推奨しているものが多くありました。
今回DiDiを利用したのですが、これで全く問題なく行けました。
DiDiだと、走行中も目的地までのルートをリアルタイムで見れるので、遠回りや変なところに連れて行かれる心配はなく、運転も丁寧で安心できました。
DiDiや、以前のマグレブを使ったルートよりも早くたどり着ける市域空港線が開通したことで、パークへ行くハードルがぐっと下がったように思います。
支払い
以前は現金の支払いで全く問題ありませんでした。今は、現金も辛うじて使えるようですが、現金が使えないレジや、現金が使えない店、ワゴンもありました。パーク内でさえ、そうでした。
現金の利用も一般的な日本からすると奇妙ですが、QR決済の方がむしろ安心なくらいです。
今回Alipayを使用したのですが、現金とカードを1度も使わずに過ごせました。
同行者が現金とカードを使う場面に立ち会ったのですが、体感としてやはり若干顔をしかめられたと感じました。
また、スーベニアメダルやガチャガチャも、現金ではなくQR対応でした。
QR決済の登録は、ほぼ必須と思っておいてもいいと思います。
ショップ
2つのショップ(「Duffy and friends celebration hall」「Wandering moon restaurant」)は、入るのに抽選が必要でした。特別なグッズに関しては、抽選に当たらなければ購入できないようになっていました。パーク内の看板からQRコードを読み込んでも抽選できるので、ぜひ試してください。
なお、Wandering moon restaurantは、現在ショップになり、レストランではありませんでした。

転売屋は、残念ながら今もいます。ただ、以前のようにパーク内やキューラインの中で売るような愚か者は見かけませんでした。パーク外には結構いましたが、スルーでいいんじゃないかと思います。折角ディズニーを楽しんでいるのに、転売屋を気にして思い出を台無しにしたくないので。
言葉
パンデミック前は、パーク内であればほぼ英語は通じ、ディズニータウンでもそれほど問題はありませんでした。何があったのか詳しくは知りませんが、パンデミックを経て、パーク内・ディズニータウンともに、あまり英語が通じ"なく"なりました。「この単語が通じないの?」というレベルで、正直かなりびっくりしました。体感で3人から4人に1人くらいの割合で通じたように思います。
英語を話せる人もいたのはいたのですが、英語で聞き返すと明らかに戸惑ってから、頑張って話してくれた、という感じでした。
さすがにホテルでは英語は通じるか、通じなくても近くに話せる人がいてすぐに間に入ってくれたので、ホテルは大丈夫と思います。
ちなみに、僕が話せる中国語は「你好(こんにちは)」と「谢谢 (ありがとう)」だけです。僕が「你好」と話しかけた後に英語で話すものだから、余計にややこしくなったように思います。後から思えば、最初から「Hello」と言った方が、相手も戸惑わなくて済んだかもしれなかったですが、相手の言葉を多少でも話すことで壁を薄くしようとしたのです。
ただ、英語が通じないからと言って全然どうにもならなかったというわけではなく、例えばレストランならすぐにメニューを出して指さしで注文するように促してくれたり、翻訳アプリを起動してくれたり(こちらの日本語を拾ってくれなくて役に立たず、話せる人を紹介してもらいました)、金額を紙に書いてくれたりしました。また僕も身振り手振りのボディランゲージで何とか伝わったと思います。実際、僕自身は、会話のために翻訳アプリを1度も使わずに何とか意思疎通ができました。
要は大切なのはお互いを理解しようとする姿勢で、それがあれば言葉の壁はある程度何とかなるのだと思いました。
「ディズニー」
安心してください。ディズニーは健在です。言葉の壁はあれど、どこに行ってもウェルカムを感じました。
もちろん、ズートピアがオープンしたり、ショーが変わっていたり、という変化はあります。
ただ、ディズニーの精神は健在でした。
まとめ
1番大きな変化だと思ったのは英語でした。言葉の壁が大きくなると、ちょっと不安は感じます。一方で、それが意外と大きな問題ではない、ということにも気づけたと思いました。
パンデミックによって、本当に一瞬で当たり前が失われ、「また来れる」と思っていた海外ディズニーへの旅がこんなに難しかったと思い知らされました。特に上海は、とても近いはずなのにパンデミック以外にも渡航が難しくなる要因もあり、ここに至るまで時間がかかりました。
いい変化、ちょっと残念な変化もありますが、これから行く方々がより楽しめることを願っています。
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