【現場報告】一人の陽性者のため、パーク閉鎖&全員PCR検査へ
★★★★★ 2021年11月に訪問私はパーク閉鎖時に、たまたまパークにいませんでしたが、この投稿内容は閉鎖当日にパークにいる複数のディズニーの仲間からの情報とニュースの報道でまとめました。
10/31大騒ぎになったパーク
10/31(日)16時頃、パークにいるゲストは突然「エントランス閉鎖」が気づきました。ハロウィーンイベント中もあって、午後からの半日チケットで入園しようとするゲストは止められていますが、パークにいるゲストも出ることができません。閉鎖になった理由は10/30にある
10/30(土)にインパークしたゲストの中、一人が陽性と判明したためです。ニュース記事で公開された情報によりますと、Jさんが江西省から上海へやって参りました。日程 | 時間 | Jさんの行動 |
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10/29 | 午前 | 高速鉄道に乗って江西省から上海へ |
10/30 | 朝 | インパーク |
10/30 | 17時 | パークを出る |
10/30 | 20時24分 | 上海南駅から電車に乗って帰路へ (※翌日03:26到着予定) |
10/30 | 夜 | 乗車後、保健所から連絡を受けた Jさんの町に感染者がいて、Jさんが「濃厚接触者」となり、直ちにPCR検査を受けるように連絡が来た |
10/30 | 23時03分 | 車掌はJさんを乗車拒否して、途中駅「杭州南駅」で降ろした。救急車でPCR検査へ |
10/31 | 未明 | PCR検査 午前:陽性判明 |
10/31 | 午後 | 上海ディズニーランドが閉鎖 |
エントランスの動き
早く情報の聞いた方はエントランスの様子を見ました。防護服を着ている方はすでに準備しています。たくさんの警察官もパークに向かっています。明らかにPCR検査を準備している姿です。
パークの警備員に聞いたところ、一時閉鎖とのことで、安心してショーパレを楽しんでいいよとのことです。
ゲストは大騒ぎ
ちょうどハロウィーンのナイトパレート開始の前です。大勢のゲストはパレートを待っている間、閉鎖情報が広げられました。一部のゲストはエントランスに向かって、早くパークを出ようとしていましたが、止められています。PCR検査を受けても出られるかどうかも不明だし、どの位の時間がかかるかも不明です。夜の飛行機や電車を予約されている方は焦っている模様で、17時頃、パークエントランス内で長い列を作りはじめました。ディズニータウンの出口から出ようとしても、同じくキャストさんが出口を閉鎖しています。
備品の買い物へ
一部のゲストはパークにあるモバイルバッテリーを借り始めます。いつまで帰れるかは不明のため、スマホバッテリーが切れたらアウトですから。一部のゲストはポンチョを買い始めます。夜の気温は寒いと思います。
ハロウィーンイベント中のパーク
10/28-10/31は特別イベントを開催しています。ヴィランズのグリーティングや、ナイトパレート、特別花火など、盛り沢山の内容でパークにゲストが多い模様です。17時20分、予定通りに始まったナイトパレート
パークエントランスは閉鎖されたものの、ナイトパレートの第一部は予定通りに始まりました。可愛いキャラクター達を見た瞬間に、少しでも不安な気持ちは解消できました。18時頃、PCR検査が始まりました
ちょうどう一部目の花火を打ち上げると同時に、PCR検査の準備が出来て、パークを出たいゲストは検査を受けたら、パークから離れることはできます。検査にはよほど時間かかりませんでした
後でニュースで報道されましたが、30分で上海市が600名の医療関係者を呼び掛けてパークへ向かいました。十分な検査キットと人員がいるため、現場には混乱がなく、大変スムーズに検査してパークを出ることができました。中止にならなかった花火
検査がスムーズに進めた理由にもう一つ、ショーパレが中止にならなかったことです。もし中止になると、ゲストが一気にパーク出口に集中する状況になるといくら大勢の医療従事者を派遣しても対応には無理ではないでしょうか。花火の下でゲストの皆さんは秩序よく、検査を受けました。CHINA8の仲間は皆「2分で終わりました」「大変スムーズです。子供も優先でした」などと言っています。
結果を待つ必要はありません
中国では普段の検査も同じく、特定のアプリにあるQRコードの提示で検査すればすぐに個人情報に特定できます。後でスマホで検査結果を調べることができます。また、現場にいるゲストは、帰宅後の翌日、7日目、14日目に、更に3回も検査を要請されています。10/30にインパークしたゲストについて
Jさんがインパークしたのは10/30でした。10/31に陽性に判明したため、Jさんと接触したキャストさん、またそのキャストさんが更に接触した10/31のゲストがパークにいるため、パークを閉じ込めて検査を行いました。すでに帰宅になった10/30にインパークしたゲストについては、TVニュースやインターネットで呼びかけています。直ちにPCR検査へ行っています。
ニュースを見れていなくても、自宅まで保健所の方が来ます
10/30にインパークしたCHINA8の仲間も、その情報を聞いていなくても、10/31の夜に電話を受けたり、家に上がられたりしているそうです。保健所の方は、パークから前日のゲストリストを把握しているので、一人一人ちゃんとPCR検査を受けるように自宅訪問したり、電話で連絡したりしました。各病院前の様子
ニュースなどで聞いたら前日10/30にインパークしたゲストは、10/31の夜に各病院前で列を作りはじめました。PCR検査を受けています。PCR検査所は24時間営業します。パークは23時半に全員検査終了
検査した数は33,863人とのことです。翌朝8時全員陰性結果を発表しました。一晩で全員の結果が出ましたね。前日入園したゲストも無事
10/30と10/31に入園したゲストは、パークで1回目の検査を受けたり、自ら病院で1回目の検査を受けたりして、24時間後、保健所の指導で再度PCR検査を受けました。両日で合計66,460人のゲストが全員陰性になったことが11/2に発表しました。不幸の中の幸せですね。隔離は必要ですか
Jさんと接触した「濃厚接触者」は隔離へ
Jさんにサービスをしたキャストさん、Jさんが昼食にディズニータウンで食事した時に同じレストランの「大食代」で食事をしたゲストの方は、14日間ホテル隔離へ搬送されました。CHINA8の仲間にも、たまたま同じレストランで食事をしたので、搬送されました。「濃厚接触者の接触者」は自宅待機2日間へ
Jさんの「濃厚接触者」であるキャストさんが、サービスしたゲスト、つまり両日のすべてのゲストは「濃厚接触者の接触者」になるため、2回PCR陰性結果があれば、2日間自宅待機を解除します。この後、更に7日目、14日目の検査も義務付けられています。パークは2日間休園へ
11/1-11/2に上海ディズニーランドは2日間休園することになりました。キャスト全員もPCR検査を2回受けて、全員無事の模様で、11/3にもってパーク再開しました。当日の様子を動画でも公開、よければご覧ください
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