TDR最新アトラクション「美女と野獣」は、世界水準を超えられたか!
★★★★★ 2020年10月に訪問
海外ディズニーリゾートの最新アトラクションを(YouTubeで)見ていると、どれもいままでにない体験ができそうなものばかり。
果たして最新アトラクション「美女と野獣"魔法のものがたり"」は、それに並ぶ体験価値を感じることはできるのか!
先日、初めて体験してみた感想です。
城外から一歩づつ歩くたびに存在感が増すお城や、城内の装飾や造形など、どれをとっても再現度が高く「映画の中のあのシーンにいる」という感じがしてきます。
この鎧兵はイビキまでしていて、「今が夜なんだな」と教えてくれます。(非常に細かい演出!)
ステンドグラス風の映像は鳥肌モノですし、ベルも野獣も本物にしか思えない滑らかさ。
ここでアトラクションへの期待がMAXまであがります。
自分は、このアトラクションを「映画の脇役としてそのシーンにいる」という感覚で体験するタイプのアトラクションと解釈しました。
いままでのライド系アトラクションとライドの定義が違うため、これまでのライドを期待している人には、かなりショッキングかもしれません。
通常のライドは、ゲストの目をカメラとしてストーリーを進めていく作りになっていたり、
物語の一員になって進んでいきますが、
このアトラクションではその要素がかなり少ないのです。
乗車後、最初の場面からそれは顕著で、映画のワンシーンにいる感じはあるのですが、「全体を把握する観客として体験している」というより、「映画の脇役としてそのシーンにいる」という感覚で体験することになります。
脇役なのでみたい所が見れなかったり、主役に背を向けちゃったりします。
その後も、その状態は続きます。
2番目のシーンでは、二人の周りを駆け回る犬か、もしくは鳥のように忙しなく二人の周りを行き来し、
フィナーレでは、一緒に踊っているようにライドは動きますが、
「脇役」のキャラクターに一貫性がないため、ゲスト側は自分たちがどの立場でここにいるのか混乱してしまうのです。
たとえば、「チップ」のライドに乗っていくなら、「チップの目線で進むんだな」とわかりやすいのですが、ただのお皿に乗っているだけなので「どの立場でこの状況を見ているんだろう」となってしまいます。
どのシーンにも「よくわからない脇役」としての目線になるため、
映画の名場面に立ち合っている感覚はあるのに、感情移入は難しく客観的に傍観してしまう、非常におかしな感覚に陥ります。
ライド中にもギミックがあったかもしれないということ。
それらがあったなら、本来のアトラクション体験ができなかったことになるので、
それをちゃんと体験できていたら、ライド後の感想も大きく違っていたかもしれません。
それも含めて、ぜひぜひまた乗りたいです!
果たして最新アトラクション「美女と野獣"魔法のものがたり"」は、それに並ぶ体験価値を感じることはできるのか!
先日、初めて体験してみた感想です。
キューラインは?
ライドに乗るまでの体験は、まったくもって素晴らしいです!城外から一歩づつ歩くたびに存在感が増すお城や、城内の装飾や造形など、どれをとっても再現度が高く「映画の中のあのシーンにいる」という感じがしてきます。
この鎧兵はイビキまでしていて、「今が夜なんだな」と教えてくれます。(非常に細かい演出!)
プレショーは?
一気に映画「美女と野獣」の物語に入り込める素晴らしい導入部だと思います。ステンドグラス風の映像は鳥肌モノですし、ベルも野獣も本物にしか思えない滑らかさ。
ここでアトラクションへの期待がMAXまであがります。
乗車後の感想は?
(ネタバレせずに語るのが難しいのですが)自分は、このアトラクションを「映画の脇役としてそのシーンにいる」という感覚で体験するタイプのアトラクションと解釈しました。
いままでのライド系アトラクションとライドの定義が違うため、これまでのライドを期待している人には、かなりショッキングかもしれません。
通常のライドは、ゲストの目をカメラとしてストーリーを進めていく作りになっていたり、
物語の一員になって進んでいきますが、
このアトラクションではその要素がかなり少ないのです。
乗車後、最初の場面からそれは顕著で、映画のワンシーンにいる感じはあるのですが、「全体を把握する観客として体験している」というより、「映画の脇役としてそのシーンにいる」という感覚で体験することになります。
脇役なのでみたい所が見れなかったり、主役に背を向けちゃったりします。
その後も、その状態は続きます。
2番目のシーンでは、二人の周りを駆け回る犬か、もしくは鳥のように忙しなく二人の周りを行き来し、
フィナーレでは、一緒に踊っているようにライドは動きますが、
「脇役」のキャラクターに一貫性がないため、ゲスト側は自分たちがどの立場でここにいるのか混乱してしまうのです。
たとえば、「チップ」のライドに乗っていくなら、「チップの目線で進むんだな」とわかりやすいのですが、ただのお皿に乗っているだけなので「どの立場でこの状況を見ているんだろう」となってしまいます。
どのシーンにも「よくわからない脇役」としての目線になるため、
映画の名場面に立ち合っている感覚はあるのに、感情移入は難しく客観的に傍観してしまう、非常におかしな感覚に陥ります。
とにかく、完全版で乗りたい!
今回残念だったのが、キューライン中に用意されていたであろうキャラクターたちの掛け合いや、ライド中にもギミックがあったかもしれないということ。
それらがあったなら、本来のアトラクション体験ができなかったことになるので、
それをちゃんと体験できていたら、ライド後の感想も大きく違っていたかもしれません。
それも含めて、ぜひぜひまた乗りたいです!
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