ワールドショーケースでしかできない壮大なテーマ

WDW：イルミネーションズ：リフレクション・オブ・アース

EPCOTのワールドショーケース中で行われるナイトショーです。
曲は、東京ディズニーリゾート内でもBGMとして流れているので、初めて見る場合でも「この曲聞き覚えがある？」と感じるかもしれません。

悩みのタネのファストパス

EPCOTのファストパスは本当に悩みどころです。
ハリウッドスタジオも同じシステムを使っているのですが、EPCOTではファストパスの事前予約で「テストトラック」「ソアリン」「Living with the land」「IllmiNations」のうちから1つと、残りのファストパス対応施設から2つ選ぶことになります。（2016年3月現在）
言い換えれば、「IllumiNations」を取ってしまうと待ち時間がどうしても長くなる2大アトラクション「テストトラック」「ソアリン」を取れなくなってしまいます（「Living with the land」は基本的に短い待ち時間で乗れることが多いです）

「IllumiNations」はワールドショーケース内どこからでも見えますし、見やすいポイントもいくつかあると聞いています。いろいろな角度から見るのも面白いと思うのでそちらを選択するのも1つの方法です。
または、アトラクションはエキストラマジックアワーを使って朝のうちに1度は乗ってしまうという方法もあります。
ソアリンは今回クローズしておりオープン後は完全にリニューアルしてしまうのでわかりませんが、少なくとも「テストトラック」はエキストラマジックアワー30分で30分待ちになっていました。一般開園時間で60分を下回ったことはありませんでした。

今回は「IllumiNations」を選びました。

ファストパスで鑑賞する際にも注意が必要でした。
ファストパス入場開始は20時30分だったのですが、20時10分にこの入り口につくとすでに行列ができていました。最前列をぎりぎり確保できましたが、あと少し遅ければ最前列はあきらめないといけなくなるところでした。
最前列を確保するにはおそらく遅くとも30分前には着いていたほうがよさそうです。

ファストパスエリアはワールドショーケース入ってすぐの広場です。ラグーンのすぐそばまで寄れるわけではなく中ほどで止められるのですが、ここからで十分すぎるくらいよく見えました。

エリア内では、「最前列」または「少し離れた後方」のどちらかにゲストが集中していました。そのいずれかがみやすいということだと思います。

現代の世界に語り掛けるメッセージ

地球の誕生、生き物の誕生と進化、人類の誕生。
そして未来へ向かって歩んでいこう・・・。
そんな壮大なテーマのショーです。

中盤から後半にかけて、曲に合わせてワールドショーケース中の建物が輝きました。ここがすごく感動しました。
世界中でともに歩んでいこうという・・・。
そしてそれを強調するかのように、ラストはあちらこちらから真ん中に向かって花火があがりました。まさに「世界中から花火が打ち上げられる」ようでした。

「IllumiNations」には大迫力の花火と感動的な音楽が使われています。それだけでも十分楽しむことができます。
でも、それだけではなかったのです。
地球上でいろいろな問題が起こっている今だからこそ伝えたいメッセージを感じました。