The Music of Pixar Live! ピクサーの名曲達を大迫力のオーケストラ演奏で!
★★★★★ 2017年5月に訪問The Music of Pixar Live! とは
ディズニー ハリウッドスタジオで2017年5月26日から始まったシアターショー。過去20年間のお馴染みのピクサー作品の音楽をオーケストラによる大迫力のコンサートで再現します。演奏会と言うだけでなく大画面で繰り広げられるピクサー映画の映像を始め、ピクサーのアーティストによる映画作品のメイキング秘話、そしてキャラクター達の登場と、盛り沢山の45分間のショーとなります。このショーを観れば、いかに音楽と言うものが作品の中で重要なものか、僕達の喜びや悲しみ、感動に繋がっていくかのヒントが得られるはずです。期間限定ショー
2017年5月26日から8月27日までショー時間
17時、18時45分、20時15分の1日3回、各45分間のショー場所
Theater of Stars (美女と野獣のショーと同じシアター、美女と野獣は昼間公演)混雑度
ショーが始まって2日目のせいもあってか、かなりの人気がありました。開始時間の30分前に着いた時点でスタンバイ席の8割は埋まっていました。それに対して、ディナーパッケージ専用エリアは3割くらい埋まっていているだけでしたが、やはり始まる直前で全て満席となりました。オススメの席
前方センターのエリアは全てダイニングパッケージなどの予約席になっていました。このエリアの8列目くらいから観覧しましたが、丁度良い位置だと思いました。音響も最高の場所でした。ただ、基本的に、オーケストラはもちろん大きな動きがある訳でもなく、画面も中央の大画面の他に、二つの画面が高い位置に設置されているので、少し後ろになってもそれ程支障はないかと思います。たまにキャラクターが登場しますが、彼らはアクセント的な出演で、あくまでもオーケストラの演奏とスクリーンの映像がメインと考えて良いです。やはり生のオーケストラの迫力を感じる事を考えて、前の方の席を確保することをオススメします。演奏される曲の作品
Cars、ファインディング ニモ、ファインディングドリー、モンスターズ インク、トイストーリー、カールじいさんの空飛ぶ家、Mr. インクレディブル、出演キャラクター
ドリー、マイク、サリー、ウッディー、ジェシー、バズ、カールじいさん、ダグ、Mr. インクレディブル、フロゾン、イラスティガールグランドフィナーレ
最後には作曲家Randy Newman のアカデミー賞ノミネート作品 “You’ve Got a Friend in Me.” をなぜだか「みんなで歌いましょう」、と言う事になります。全キャラクターも交えて、みんなで大カラオケ大会が始まります。もうちょっと別の形で盛り上がるフィナーレはなかったんでしょうか…ちょっと肩透かしなフィナーレでした。ダイニングパッケージ
ディナーと、このショーの優先席を確保できるダイニングパッケージの情報は、別のクチコミでご紹介します。感想
45分間があっという間に過ぎていった素晴らしいオーケストラ演奏会でした。スクリーンには各ピクサー映画のハイライトシーンが流れるんですが、台詞もないのに、音楽と映像だけでこれ程僕たちの感情が呼応する事があるんだ、という事が本当によくわかりました。逆に台詞が入っていない事を忘れるくらいです。元々「WALLーE」や「空飛ぶ家」等のピクサー作品のオープニングは台詞が無い数分間で、登場キャラクターの歴史を語り、観ている者の感情移入をさせてしまうと言う素晴らしいテクニックがありますよね。まさにそれを証明する演奏会です。素晴らしい曲を生のオーケストラ演奏ですから、ぐっと心に入ってきます。すごい迫力で、しかも各作品によりその場の雰囲気も世界も、曲によって全く変わります。45分の間で喜怒哀楽が何度も繰り返され、終了と共に疲れてしまうくらいです。お子さん達は少し飽きてしまう感がありましたが、大人の方はぐっと入り込んでいる方が殆どでした。期間限定がもったいないくらいのこのPixer Live! 絶対見逃していただきたくない、オススメのショーでした! 写真を拡大