フランス語を話すミッキーがかわいい‼️
★★★★★ 2017年5月に訪問
ミッキーが魔法ではなく、手品をするという新しい発想のショー。「タネがある」ことが前提になっているのはディズニーでは珍しいと思います。
シンデレラ、美女と野獣、アラジン、ライオンキング、アナ雪等、世界中で大ヒットした映画の名場面が名曲とともに舞台上で再現されます。
豪華で美しくて素晴らしい舞台でしたが個人的に「あのシーンがもう一度観たい‼️」と思えるシーンが1つもなかったので星三つにしました。
たくさんキャラクターが登場しますし、なにより美しいショーですので、是非一度は見ていただきたいショーだと思います。
シンデレラ、美女と野獣、アラジン、ライオンキング、アナ雪等、世界中で大ヒットした映画の名場面が名曲とともに舞台上で再現されます。
混雑具合
開演30分前くらいから人が並び始めていました。人気のショーなので混雑していましたが、後方席でもよければ5分前でも入場可能でした。座席
席は日本のショーベースやハンガーステージのような横板式の簡素なものでなく、ちゃんとした背もたれ付きの椅子席でしたので、観るにせよ寝るにせよ快適だと思います。香港のワンダラスみたいに、舞台向かって右側の座席じゃないとショーの一部が見えない、みたいなことは無いと思います。どこからでもちゃんとショー全体がみられると思いますので、どこでもお好きな席に座ってください。でもどちらかと言えばお勧めは舞台向かって右側の座席で、マジシャンやフェアリーゴッドマザーの登退場が見やすいと思います。見どころ
①美しい
フランス語をしゃべるミッキーがとてもかわいいです。キャラクターはみんな可愛いし、ダンサーは美しいし、フォトジェニックな舞台で、どこを切り取ってもアートな感じです。細かいこと抜きにして、人間も衣装もセットも、見た目がすごく美しいです。②名場面が多い
美女と野獣、アラジン、ライオンキング、アナ雪等、ディズニー映画の歴史の中でも世界中で超大ヒットした作品が目白押しです。みんなが知っている場面のみんなが知っている曲が流れて、安定した楽しさを味わえます。③マジック
手品師の見習いなので、ところどころで手品っぽいことが繰り広げられます。ラスベガスのイリュージョンショーみたいに白い虎が出たり消えたり、といった派手なものはありません。ドレスが引き抜きになって衣装が変わったり、人が浮いているように見えたりする、といったような種類の手品です。手品をする前になるとゴソゴソする(いかにもタネがある感じで)ところも味わい深いと思います。ミッキーが一人ぼっちに見える感!?
このショー、着ぐるみはミッキーと野獣だけです。ディズニーのショーとしては、この中途半端さは珍しい気がします。歌うからなのか、フランス人は美男美女が多くて顔を隠すのが惜しいのか、ジーニーもラフィキもフェアリーゴッドマザーもフェイスで登場します。ルミエールはロボットです。その他は全員フェイスのキャラです。ここまでやるなら野獣もフェイスでやってほしかったです。(ミュージカル版のように。)大人っぽくて個人的にはフェイスキャラの方が好きですし、シックでゴージャスな舞台装置とも相まって、舞台全体がお洒落で硬派なトーンに統一されていた一方で、ミニーやグーフィーが後ろに登場せず、ミッキー以外の登場キャラが全員フェイスだったのでミッキーとの間に壁があったこと、舞台装置が屋根裏の設定だった上に照明が全体的に青を基調としていて寂しげだったこと、トーキングヘッドは猫背(+受け口)に見える上にフランス語でボソボソしゃべっていたこと等から、ショー中、ミッキーだけがいつも一人ぼっちでさみしいような印象に見えました。これはこれで「哀愁漂う孤独なミッキー」という、いかにもヨーロッパの奥深さを感じる新しいミッキーの魅力だとも思いますが、ショーとしての狙いはそこには無かったように思います。どの場面にもミッキーが顔を出すのですが、もう少し中間層がいないと明らかにミッキーだけが舞台の画に馴染んでいませんでした。感想
登場するキャラも多く、名場面の一つひとつが短くてめまぐるしく変わるので、子どもでも飽きずに観られると思います。反面、一つひとつのシーンの内容が薄目で、ダンサーたちは小道具を持って走り回るくらいしかない場面もあり、個人的には少しもったいない気がしました。豪華で美しくて素晴らしい舞台でしたが個人的に「あのシーンがもう一度観たい‼️」と思えるシーンが1つもなかったので星三つにしました。
たくさんキャラクターが登場しますし、なにより美しいショーですので、是非一度は見ていただきたいショーだと思います。
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