地獄
★★★★★ 2023年7月に訪問
キャプテンEOの後釜として据えられたのは『リロ・アンド・スティッチ』(02)に登場する試作品626ことスティッチと対話ができる「タートル・トーク」に相当するアトラクション「スティッチ・エンカウンター」でした。かつて「イノベーションズ」にベータ版のような展示が行われてから、ようやく東京に来たという歴史を持っている手抜きとは言い切れない経歴を持つアトラクションです。ディズニーパークは映画の当時の宣伝通りスティッチを異端なキャラクターとしての側面を打ち出し、「スティッチのグレート・エスケープ」やシンデレラ城をトイレットペーパーで装飾させるなどただ単に迷惑で不快な要素だけを抜き出してしまう傾向が強かった。その面では「チキルーム〜」は割と良い塩梅だとは思うが、このアトラクションは個人的には全く好きになれませんでした。
まずは設定。フーグという監視カメラが1401機で24時間365日スティッチをモニターしているらしい。ペレカイ一家のプライバシーがゼロでめちゃくちゃおもろい。そしてこのモニターの結果はキューラインのみにしか使われず、本編はスティッチモニターステーションという場所で会話する内容で、フーグたちの設定はつなぎでしかない。ここから既にノれない。
本編はなかなか酷である。「タートル・トーク」の場合はクラッシュの頭がキレるので友好的に会話ができるが、こっちの場合はわいがキレてしまう。流れはこうだ。まず始めに今回いじり倒すサンドバックが指名される。優しそう(笑)な男性が選ばれるのが定石。該当するニキは身構えておくべし。スティッチはターゲットに指定した者には容赦がないからだ。例えば、惑星をプレゼントすると持ちかけては目の前で破壊するというベイダー卿もびっくりの仕打ちをしてくる。何が面白いのか。生物は住んでいないとのことだがショッキングな描写である。サンドバックで遊び終えると次に大人子ども関係なく割と無作為に指名してくるターンになる。言葉を覚えたての喋りたがりの5歳のガキと喋っている感覚が反芻される。こっちが遊んであげている・話を聞いてあげているアトラクションになってしまっているのだ。と思えば今度はリロと電話をするターンになる。やっと会話ができるまともな人間が現れたと思えば悪ノリをしてくる。サンドバックがまたいじられて終了。もう、ちょっと地獄すぎて途中からあまり記憶がない。
クリスマスの時期が近づいてきていますが、どちらか・両方が内向的なカップルが行ったらちょっと気まずくなること間違いなし(ソースは俺)なので、話たがりの子ども連れ以外にはおすすめできないアトラクションです。
まずは設定。フーグという監視カメラが1401機で24時間365日スティッチをモニターしているらしい。ペレカイ一家のプライバシーがゼロでめちゃくちゃおもろい。そしてこのモニターの結果はキューラインのみにしか使われず、本編はスティッチモニターステーションという場所で会話する内容で、フーグたちの設定はつなぎでしかない。ここから既にノれない。
本編はなかなか酷である。「タートル・トーク」の場合はクラッシュの頭がキレるので友好的に会話ができるが、こっちの場合はわいがキレてしまう。流れはこうだ。まず始めに今回いじり倒すサンドバックが指名される。優しそう(笑)な男性が選ばれるのが定石。該当するニキは身構えておくべし。スティッチはターゲットに指定した者には容赦がないからだ。例えば、惑星をプレゼントすると持ちかけては目の前で破壊するというベイダー卿もびっくりの仕打ちをしてくる。何が面白いのか。生物は住んでいないとのことだがショッキングな描写である。サンドバックで遊び終えると次に大人子ども関係なく割と無作為に指名してくるターンになる。言葉を覚えたての喋りたがりの5歳のガキと喋っている感覚が反芻される。こっちが遊んであげている・話を聞いてあげているアトラクションになってしまっているのだ。と思えば今度はリロと電話をするターンになる。やっと会話ができるまともな人間が現れたと思えば悪ノリをしてくる。サンドバックがまたいじられて終了。もう、ちょっと地獄すぎて途中からあまり記憶がない。
クリスマスの時期が近づいてきていますが、どちらか・両方が内向的なカップルが行ったらちょっと気まずくなること間違いなし(ソースは俺)なので、話たがりの子ども連れ以外にはおすすめできないアトラクションです。
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