【世界最速の陸上交通!】磁浮列車 Maglev
★★★★★ 2017年9月に訪問
2004年に世界で初めて商業運行を開始した上海のリニアモーターカー。今年でもう13年も経つんですね!日本もずーーーっと実験していますが僕が生きている内に開通するのでしょうか💦 そんなギネスにも認定されている上海リニアのクチコミです。
座席は一部が対面シートとなっているので、友達など大勢で乗る時には向かい合って座ることが出来ます。速度表示は各車両の前方/後方の2ヵ所に設置されています。
磁浮列車 Maglev
開通日 2002年12月31日(試運転)/2004年1月1日(商業運行)
浦東国際空港-龍陽路(30キロ)
最高速 431km/h
所要時間 約8分
リニアの駅はどこにあるの?
浦東国際空港T1とT2をつなぐ通路の真ん中にあります。T1に到着した場合はT2に、T2に到着した場合はT1に向かって進むとリニアの駅に到着します。リニアの駅の向かい側には地下鉄2号線の”浦東机場”の駅があります。料金
片道50元
搭乗券やEチケットなど、飛行機に乗ったことがわかる物があれば20%オフになります。交通カード(交通卡)の利用でも20%オフになります。龍陽路駅から空港へ向かう場合も同じく割引きがあります。始発/終電
始発 07:02
終電 21:42
現在はエクストラとして22:15、22:40の2本が追加されています。運行間隔
07:02-08:42 20分
09:02-18:47 15分
19:02-21:42 20分
最高速度
07:02-08:42 300km/h
09:02-10:47 430km/h
11:02-14:47 300km/h
15:02-15:47 430km/h
16:02-21:42 300km/h
22:15 300km/h
22:40 300km/h
最高速時間帯の始発に乗車
待合室
改札を通り抜けると広々とした待合室があります。ここにはベンチやトイレもあります。リニアの駅は中国の高鉄(新幹線)と同じく、勝手にホームに降りることは出来ません。”ホームに降りる=列車に乗車する”となっているので、最高速の時間帯に乗車する場合は気を付けてください。今回の場合。。
「最高速に乗りたいからホームに降りる時に教えてください」とお願いし、駅員さんのゴーサインを待ってホームに降りるも、どうやら一本早い列車だったようで、乗らずにホームでステイ。するとホームの係員に「なんで乗らないんだ?」と怒られてしまった😓 「最高速のに乗りたいから一本待ちます」というと、「ホームでは待てないから待合室に戻れ」との指示で二階の待合室へ戻る。朝早かったから待合室のスタッフも僕もぼーっとしていて、時間を少しだけ間違えてしまったみたいです😅 ちなみに最高速430km/hの始発は09:02の便となります。リニアに乗車
車内
入ってすぐに荷物を置くスペースがあります。盗難が心配なのか座席までスーツケースを持っていっている人をたまに見かけますが、浦東空港から龍陽路まで途中で停まらずにノンストップで行くので盗難の心配は無用です。大きな荷物は荷物置きに置いちゃいましょう。座席は一部が対面シートとなっているので、友達など大勢で乗る時には向かい合って座ることが出来ます。速度表示は各車両の前方/後方の2ヵ所に設置されています。
スピード感
発車直後はゆっくりと進みますが、ある程度経ってからの加速はスムーズで速いです。さすがリニアです。コーナーにノーブレーキでバンクしながら進入する様は刺激的でトリ肌が立ちます💦最高速431km/h
説明では最高速は430km/hとなっていますが、実際のメーター表示の最高速は431km/hとなっています。結構長い間最高速をキープして走っています。減速して300km/hに速度を落とすとすごく遅く感じますが、それこそが最高速431km/hの凄さを表しているのだと思いました。磁浮交通科学館
リニアの終点の龍陽路から地下鉄2、7号線駅の方へエスカレーターを降りると、磁浮交通科学館(リニア交通科学館)があります。以前はリニア乗車券を見せると無料、それ以外は有料(10元/人)だったと思うのですが、全て無料となっていました。リニアの原理や発展、未来のリニアなど様々な展示物がありました。営業時間
09:00-17:30
※最終入場 17:15まとめ
発展する上海を象徴するリニアモーターカー。世界でも常設でこれだけの速度で運行している場所はまだ無いようです。空港から市内への移動、観光として、または帰国時に空港へ向かう時などに是非乗って見てください。上海旅行の良い思い出になると思います。オススメです! 写真を拡大