短編アニメーション「ミッキーマウス！」の世界を体験！

WDW：ミッキーとミニーのランナウェイ・レイルウェイ

2020年3月4日にオープンしたアトラクションです。
ハリウッドスタジオのシンボル、チャイニーズシアターの中にあります。

アトラクションとしての概要

トラックレスのライドに乗り短編アニメーション「ミッキーマウス！」を体験します。
最初にプレショーとして数分間のアニメーションを見た後ライドに乗車します。
絶叫要素やスリルは全くなく、音や演出による驚きもありません。ストーリーも決して怖いものではありません。
途中風が吹いたりユラユラ揺れるシーンはありますが、酔うほどではないと思います。

待ち時間

オープンして間もないことも理由にありますが、1日を通して100分を切ることは珍しかったです。せいぜい95分が短い時でしょうか。
ファストパスに対応しており、ファストパスではすぐにプレショーまで案内してもらえました。

今回はファストパスでのみの体験なので実際の待ち時間はわかりませんが、SNSでは実際より短い待ち時間だったという投稿をちらほら見かけます。ファストパスの混み具合によると思います。

内容

「ミッキーマウス！」は比較的新しいシリーズの短編アニメーションです。1本あたりせいぜい3分から7分程度のものですが、大体はドタバタコメディになっています。ものによってはストーリーの脈絡がないものもありますが、それはそれで笑えるものも多いです。

このアトラクションではオリジナルストーリー「PERFECT PICNIC」が進行していきます。
ミッキーとミニー、プルートがピクニックに出かけるのですが、手違いからプルートがパイなどランチと一緒に車のトランクに押し込まれてしまいます。
車で出かけるミッキー、ミニーの横をグーフィーが機関車で走っていきます。そこへトランクに押し込められたプルートやパイが飛び出してしまい、機関車の煙突を塞いでしまいます。結果機関車が駅の中に入ったとき爆発し・・・。

ゲストは、この後アニメーションの世界に入っていき、グーフィーの（いつの間にか修理された）機関車に乗り込みます。
ここでもトラブルが起き、機関車と客席が切り離されてしまいゲストの乗った客席はどこへともなくバラバラに走り出してしまいます。それを見たミッキーとミニーが慌てて客席を集めようとするのですがいろいろな手違いからうまくいかず、ゲストはどんどんおかしな方向へ流されて行きます。
最終的にグーフィーの機関車と合流できるのでしょうか？？

さすがはドタバタコメディ！

このシリーズはドタバタコメディであり、いきなりわけのわからないところへ飛ばされるように見えます。そのギャップでさえも見ている側からは笑えます。
しかし、このアトラクションではゲストがアニメーションを見るのではなく、アニメーションの一部としてミッキーたちと関わります。だからミッキーとミニーの慌てぶりを傍目に見ながらとんでもないストーリーに巻き込まれていく、この面白さと意外さを体験できるのではないかと思います。

僕は短編「ミッキーマウス！」は日本で公開されているものはすべて何度も見ており大好きです。
そして、そのアニメーションを体験できるこのアトラクションはすごく楽しかったですし、もしアニメーションを知らなかったとしても独立したストーリーなので十分楽しめると思います。
映画の世界を体験できるハリウッドスタジオならではのアトラクションだと感じました。

ファストパスの取得は難しく、待ち時間も長いですがぜひ体験してみてください。