悪いショーではないと思うが、色々気になる
★★★★★ 2024年11月に訪問演出的評価
コロナ前にディズニーシーにすら行ったことのない人間なので、当然コロナ前の完全バージョンのショーも見られてないので、その上での評論になってしまうのですが、ステージなど空間の使い方が最適化されていないように感じました。具体的には、ステージがスカスカしていたり、背景が寂しかったりなどです。
直営パークのショーもたくさん見てきていますが、ディズニーがあんな空間の使い方のショーを作るわけがないんです。端までダンサーを配置したり、大道具を置いたりして空間を豊かな世界観に仕上げているはずなんです。そこが現在のBBBには欠けている印象を受けました。
また、前から4列目の端の方の席で見たのですが、スピーカーの音が大きすぎて鼓膜が破れるかと思いました。不快でした。
内容的評価
1910年ごろのブロードウェイを意識したショーとなっているようで前編英語で構成されている部分にはこだわりは感じましたが、どうしてもダンサーさんが日本人なので、そこまで世界観の再現性を感じることはありませんでした。あと結構女性ダンサーの露出が多いので、小さい子供には見せづらいショーかもしれませんね笑
ドラムを叩くミッキーにかっこよさは感じるかもしれませんが、みんなキャラクターが英語なので、あそこに集まっている観客のうちどれだけの人があのショーを楽しめているのかは謎です。英語がわからない結果、雰囲気だけを楽しむのは、ショーの楽しみ方のほとんどが削がれているような気がして勿体無いと思います。
そう思うと英語のショーである点にもそこまでの有効性はないのかなというふうにも思いました。
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