ぼったくりタクシーから、逆にぼったくったかも?
★★★★★ 2016年6月に訪問タクシー乗り場
帰りはリゾートから空港までタクシーを使いました。「上客点」が乗車口で、「下客点」が降車口みたいです。タクシーがいっぱい停まっている方へ進んだら、下客点でした(^_^;)皆様、気をつけて下さい。ぼったくりタクシーの手口
1人で上客点に向かうと、赤いタクシーが1台だけ停車していた。スマホに浦東国際空港の文字を表示させ、係りの人に見せた。「プードンエアポート?」
訛りのある英語で確認されたので、うなずく。ターミナル1?2?も確認された。運転手がさっとスーツケースを持ってくれ、トランクに入れた。いい人そうだ。
「シェシェ」
中国語は全く分からないが、ニーハオとシェシェだけは多用していた。無事に送り届けて欲しい願いも込めて御礼を言った。
車は走り出す。車内には、あちこちにティッシュゴミが散らかっている。また、リゾート域内をやけに遅い速度で進む。……なんか、怪しい。しばらくすると、車は速度をあげ、高速道路らしきところを軽快に走り出した。すかさず、モバイルWi-Fiを起動、goomapを立ち上げ、現在地を確認。………ん?どこ行ってるの?こ、これは、遠回りルートだ!やられた!
ここで急に運転手にクレームつけて、降ろされたり、どこかに連れて行かれて3枚におろされてはいけない!と冷静に「上海 タクシー」で検索。
神サイトを発見。上海でタクシートラブルを避ける2つのテクニック!
http://www.chinabusiness-headline.com/2012/09/28308/
車内でこのサイトを熟読し、必要な箇所をスクリーンショットし、来るべき時に備え、空港に着くまで沈黙を守った。
空港に着き、運転手がメーターを止め、ファイトのゴングが鳴った。メーターは110元を示している。
スマホ画面に「你绕远了吧?(遠回りしましたね?)」を表示させ、運転手に見せる。運転手が見えにくかったのか、スマホを取り上げ、じっくり覗き込む。スマホを取られてはいかん!と急いで取り返す。運転手はオロオロし始め、手も震えていた。
分からない風の態度をとるので、グー地図も見せ、走ったラインが遠回りだったことを指でなぞって伝えた。
ここから、運転手と私のジャスチャーだけの無言の冷戦が始まった。
観念したのか、
運転手:人差し指1本たてる(100元でいいぜ)
私:首を横に振り、手のひらで5を示す(ダメだ、50元だ!)
tdrnaviを熟読していた私は、相場はてっきり50元だと思っていたからだ。
運:フレミングの法則ばりの指を示す(80元でどうだ?)
私:首を横に振る。(ダメだ。)
フレミング↔首を横に振るを数回繰り返したのち、「遠回りしましたよね?」と日本語で冷めた口調で言い、60元を手渡す。
どうやら諦めたのか、トランクを開けてくれた。あれ?降りていいの?あ、レシートもらおう!レシートを指差し、レシートプリーズと言うと、その辺に落ちて丸まっていたレシートを2枚くれた。なんで、それをくれないんだ!そして、なんで2枚?と思ったが、もうよく分からなかったので、降車し、トランクの荷物をとって、空港内へ進むのだった。
完。(長々と書いてごめんなさい(^_^;))
正規ルートの相場は80元らしい
その後、知人に教えてもらったが、リゾートから空港までのタクシー相場は80元とのこと。ん?てことは、私がぼったくってる!?運転手さん、ごめんなさい(^_^;)ここに謝罪します。ちなみに、所要時間は25分でした。ホテルの人は15分くらいと言っていたので、やっぱり遠回りかな?と思います。
皆さんも遠回りタクシーに気をつけて下さいね!
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