パリに行ったら絶対乗ってほしい！

DLP：ファントム・マナー

パリ版「ホーンテッドマンション」ですが、内容は世界中のどのホーンテッドマンションとも全く違います。
出てくる幽霊や景色、音楽、バックグラウンドストーリーまで全然違う。
それが新鮮でワクワクドキドキする部分であり、パリに行ったら是非体験してほしい理由です。

アトラクションを体験する前に

アトラクションのバックグラウンドストーリー(背景となっている物語)を知っておくと、アトラクションがより楽しくなると思います！
ネットで検索すると情報が色々出てきますので、是非調べてみてください。

待ち時間

これに乗るためにパリのディズニーに来ていた私は、開園直後にここへ向かいました。
朝イチで小雨の天気だったためか、待ち時間は5〜10分ほど。
誰もいないQラインのルートをノンストップで進み、アトラクション入口前まで一気に行きました。
閉まっているドアの前にはキャストさんは誰もおらず、戸惑いつつもドアの前で待機。
やがてドアが開き、キャストさんが中へと案内してくれました。

アトラクション乗車前

絵が変化する部屋→天井が伸びる部屋までの流れは東京と同じです。
(絵の内容や音楽は全く違います。)
天井が伸びる部屋の後は乗車場所へ続く廊下を歩いていく形になりますが、両側の壁に沢山の絵画が飾られています。
人の波に流されて素通りしてしまいそうですが、一つ一つに仕掛けがあるので足を止めてじっくり見てみても良いかもしれません。

乗り場について

乗り場にいきなり花嫁の幽霊が立っているので、知らないで行くと普通に「えっ！」とビックリします笑
全く動かず、顔も見えないんですが、それがまた怖い……。

ちなみに、安全バーは自分で下げるスタイルです。

乗車中

東京のような不気味で楽しげな雰囲気はゼロ。
ひたすら悲しげな音楽と何度も現れる花嫁の幽霊の姿が、怖がらせに来てる雰囲気満載です……。

東京で言う「ラスト付近の墓場」のシーンは、こちらでは墓場ではなく動くガイコツやミイラがわんさかと出てくる街になります。
カリブの海賊などのガイコツが平気な人は特に怖く感じないかもしれませんが、見慣れてないとちょっと怖いかも。

東京にいる「墓石の陰からいきなりビュッて飛び出してくる生首」みたいなビックリ系の幽霊はいないので、それが苦手な人はご安心ください笑

乗車後

アトラクションを出たら、是非もう一度建物を見上げてみてください。
窓の扉が不自然にパタパタと動きます。
風のせいなのか霊の仕業なのか……？
アトラクション体験後も見どころが色々ありますよ。

感想

「世界で一番恐いホーンテッドマンション」なんて声もあったので期待してしまった分、個人的には思ったより全然怖くなかったです。

ですが、建物や幽霊や景色、ストーリーに至るまで他と全く色の違うこのアトラクションは美しく切なく、独特の不気味な世界観があり、魅了されました。

このアトラクションを体験できて本当に良かったと思います！
パリに行ったらオススメしたいアトラクションNo.1です。