映画サイコ風の建物はエリア全体が華麗、そしてオドロオドロしい…
★★★★★ 2017年8月に訪問ファントムマナー
ホーンテッドマンションのディズニーランドパリ版。フロンティアランドの高台に位置し、アトラクションの入り口からはビッグサンダーマウンテンを含むフロンティアランドの綺麗な風景が一望できます。周辺も贅沢に装飾されており、邸宅の庭や墓地エリア含めて怪しげな雰囲気を醸し出しています。ホーンテッドマンションとの違い
大きな違いは建物とストーリーの重要性。ホーンテッドマンションはストーリー性があまり無いのに対して、悲しい花嫁の物語が絡んでいる為、よりアトラクションにも入り込めます。サウンドトラック、雰囲気も全体を通して暗く、更にオドロオドロしくなっています。パークを通してキャストのコスチュームが豪華なのも見所。システム調整
僕にいた2日間でも何度かシステム調整で停止していました。キャストが声を揃えて言うのは、「いつ再開するかわからない。」でもそう言ってるそばから再開する事もしばしば。アーリーエントリー
アーリーエントリー、ファストパス共に対象外待ち時間
8月の混雑時の昼間に行った時点で、30分待ち表示で実際に待ったのは、40分くらいだったと思います。デザイン
他の何処のディズニーパークとも異なる外観は映画「サイコ」を彷彿とさせ、色褪せたアメリカの邸宅風。インテリアに関してもホーンテッドマンションに比べ、ディテールが細かく、ゴーストタウンと化したフロンティアランドが出て来るのも珍しいです。フロンティアランド全体に絡むストーリー
ビッグサンダーマウンテンの金鉱で大金を得たヘンリー候は、マウンテンが見下ろせる丘に大邸宅を設け、娘のメラニーを含む家族と暮らすことに。原住民に伝わる伝説にも耳を傾けず、金鉱は奥深くなって行く。やがて美しい女性となったメラニーは機関士と恋に落ちるが、ヘンリー候はそれを阻止しようと試みる。その頃伝説に伝わる地震によってヘンリー候夫妻は死亡する。その後メラニーの結婚式の夜、突然亡霊が現れ花婿を屋根裏に連れて行き、花婿は首を吊った。それを知らずに待ち続けるメラニー。時は過ぎてもドレスを着たまま彼女はいつか彼が戻ってくると信じ、悲しい音色の歌を歌い待ち続ける。亡霊は住み着き、邸宅は着々と朽ちていき、やがて誰も近寄らなくなった。その後鉱山村もゴーストタウンと化し、今ではメラニーがどうなったかも知るものはいない。彼女が生きているとしても既に100歳以上。今でも夜には彼女の悲しい歌声が邸宅から聞こえてくると言う…感想
噂の通り、よりダークで重い雰囲気がとても良かったです。ホーンテッドマンションと同じ様なシーンもありますが、似て非なるアトラクション。カリブの海賊より骸骨が多かったです。それでも見覚えのあるシーンやキャラクターが所々に登場しますので、ホーンテッドマンションファンをも喜ばせてくれます。DLPに来たら見逃したく無いアトラクションの一つです。 写真を拡大