ウォルト・ディズニーの夢の結晶
★★★★★ 2018年2月に訪問
ディズニーランドのメインエントランスを潜り抜けると、そこには駅があります。
これがディズニーランド鉄道の駅の1つです。
ディズニーランド鉄道はパークを取り囲むように走る機関車です。
しかし、このアナハイムの鉄道には駅が4つあって自由に下車できます。
メインストリート・USA駅、ニューオーリンズ・スクエア駅、トゥーンタウン駅、トゥモローランド駅の4つを巡ってまたメインストリート・USAに戻ってきます。
だいたい10分間隔で運行しているようです。
例えばニューオーリンズ・スクエアからトゥーンタウンに行く場合、クリッターカントリーが行き止まりになっているためかなり大回りしないと行けず大変でした。
そういう場合は、鉄道に乗ったほうが早いかもしれません。
ただ、ゆっくり走る汽車ですので本当に急いでいるときは歩いた方が早いのではないかと思います。
恐竜のオーディオアニマトロニクスがそれぞれの生活を営んでいます。
この恐竜は、歴史を語る上で大きな意味があったと知りました。
1964年のニューヨーク万国博覧会にディズニー社は3つほどのアトラクションを出展しています。その中の1つは「it's a small world」であり、後にディズニーランドに移されました。ほかにも持ってこられたものがあります。
ゼネラル・エレクトリック社のブースに「進歩の国」というアトラクションを出展しています。これは円形ステージの周りを観客が進んでいくと、先史時代から現代までの歴史がオーディオアニマトロニクスで次々と繰り広げられるという、当時革新的なアトラクションでした。
ニューヨーク万国博覧会が終わったのち、この「進歩の国」から恐竜のオーディオアニマトロニクスがディズニーランドに移され、このディズニーランド鉄道に置かれました。
恐竜のオーディオアニマトロニクス、もちろんいくらか改良はされているでしょうが、当時の最先端の技術を垣間見ることができます。
ウォルトは大の鉄道好きで、自宅に本格的な縮小モデルの機関車を走らせていました(正確には、800mにわたる線路を引けるに十分な土地を選んで家を建てたそうですが)
キャロルウッド・パシフィック鉄道と名前を付けて自らデザインし、自宅の庭に機関車を走らせて週末には自分や訪問客を乗せて走っていたと言われています。
妻のリリーは乗り気でないもののこの鉄道を黙認していましたが、ウォルトは妻の機嫌を取るために汽車に「リリー・ベル(麗しのリリー)」という名前を付けたそうです。
その夢が功を奏して、自分が造ったパークにも機関車を走らせたのでしょう。
「ディズニーランド・鉄道」は過去の自宅のキャロルウッド・パシフィック鉄道の実績があるため、パークアトラクションで最も簡単に設計できたと言われています。
そして数ある機関車の車両の1つに「リリー・ベル」と名付け妻にプレゼントしました。
リリー・ベルは今も走っています。中はソファやエレガントなインテリアが置かれており一般のゲストは乗ることができませんがたまに報道陣に公開されている様子を見ることができます。
自分の好きな機関車を自分のパークに造り、それに乗って自分のパークを旅し、妻に機関車の車両をプレゼントする。
何と幸せなことだったろう、と感じながらゲストは機関車に揺られて今日も旅をする。
これがディズニーランド鉄道の駅の1つです。
ディズニーランド鉄道はパークを取り囲むように走る機関車です。
停車駅
東京ディズニーランドにもウェスタンリバー鉄道という機関車がありますが、これは駅が1つしかありません。しかし、このアナハイムの鉄道には駅が4つあって自由に下車できます。
メインストリート・USA駅、ニューオーリンズ・スクエア駅、トゥーンタウン駅、トゥモローランド駅の4つを巡ってまたメインストリート・USAに戻ってきます。
だいたい10分間隔で運行しているようです。
移動手段?
時間がぴったりあえば、利用したほうが早く移動できる場合もあります。例えばニューオーリンズ・スクエアからトゥーンタウンに行く場合、クリッターカントリーが行き止まりになっているためかなり大回りしないと行けず大変でした。
そういう場合は、鉄道に乗ったほうが早いかもしれません。
ただ、ゆっくり走る汽車ですので本当に急いでいるときは歩いた方が早いのではないかと思います。
タイム・トリップ
途中、突然トンネルの中に入り込んだかと思えば恐竜の時代にタイム・トリップします。恐竜のオーディオアニマトロニクスがそれぞれの生活を営んでいます。
この恐竜は、歴史を語る上で大きな意味があったと知りました。
1964年のニューヨーク万国博覧会にディズニー社は3つほどのアトラクションを出展しています。その中の1つは「it's a small world」であり、後にディズニーランドに移されました。ほかにも持ってこられたものがあります。
ゼネラル・エレクトリック社のブースに「進歩の国」というアトラクションを出展しています。これは円形ステージの周りを観客が進んでいくと、先史時代から現代までの歴史がオーディオアニマトロニクスで次々と繰り広げられるという、当時革新的なアトラクションでした。
ニューヨーク万国博覧会が終わったのち、この「進歩の国」から恐竜のオーディオアニマトロニクスがディズニーランドに移され、このディズニーランド鉄道に置かれました。
恐竜のオーディオアニマトロニクス、もちろんいくらか改良はされているでしょうが、当時の最先端の技術を垣間見ることができます。
ウォルト・ディズニーの夢の結晶
世界のディズニーリゾートを見ると、上海とアウラニを除くすべてのリゾートに"機関車"が走っています。ウォルトは大の鉄道好きで、自宅に本格的な縮小モデルの機関車を走らせていました(正確には、800mにわたる線路を引けるに十分な土地を選んで家を建てたそうですが)
キャロルウッド・パシフィック鉄道と名前を付けて自らデザインし、自宅の庭に機関車を走らせて週末には自分や訪問客を乗せて走っていたと言われています。
妻のリリーは乗り気でないもののこの鉄道を黙認していましたが、ウォルトは妻の機嫌を取るために汽車に「リリー・ベル(麗しのリリー)」という名前を付けたそうです。
その夢が功を奏して、自分が造ったパークにも機関車を走らせたのでしょう。
「ディズニーランド・鉄道」は過去の自宅のキャロルウッド・パシフィック鉄道の実績があるため、パークアトラクションで最も簡単に設計できたと言われています。
そして数ある機関車の車両の1つに「リリー・ベル」と名付け妻にプレゼントしました。
リリー・ベルは今も走っています。中はソファやエレガントなインテリアが置かれており一般のゲストは乗ることができませんがたまに報道陣に公開されている様子を見ることができます。
自分の好きな機関車を自分のパークに造り、それに乗って自分のパークを旅し、妻に機関車の車両をプレゼントする。
何と幸せなことだったろう、と感じながらゲストは機関車に揺られて今日も旅をする。
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