最恐のサプライズは、乗る前にあり！

DLR：ホーンテッド・マンション

999人のゴーストたちが棲むと言われるホーンテッドマンション。
ニューオーリンズ・スクエアの奥地にあります。

これが"お化け屋敷"なの？

ニューオーリンズスクエアを進んでいくと、何やら街並みに溶け込んでいるお洒落な邸宅に行きつきます。
言われなければお化け屋敷だとは思わなかったでしょう。
でもキューラインに入っていくとあちこちお墓があり、霊柩車があり・・・。
それでやっとここがホーンテッドマンションだと納得できます。

待ち時間

ファストパスがほとんど1日中発券できたので、マックスパス（アプリでファストパスを取得できる有料サービス）を使用するならキューラインに並ばなくてもすいすい乗れると思います。ほかのアトラクションでファストパスを取ることもあると思いますが、その合間にホーンテッドマンションのファストパスを取得すれば効率的だと思います。日本ほどあっという間になくなることはないはずです。
キューラインに並ぶと、30分弱であることが多かったと思います。

ホーンテッドマンション

ゲストはゴーストホストつまり館の主の声に導かれ乗り場へ向かいます。
途中、出口のない部屋に通されこの館の一族がいかに死亡したかを物語る絵を鑑賞します。東京ディズニーランドでホーンテッドマンションから生還する機会があった方ならば、絵が伸びる部屋があったと思います。あれと同じです。ただ、この部屋はアナハイムではエレベーターになっており、実際に部屋が降下していきます。ゆっくりなので落下感などはありません。

乗り場に到着すると雷が鳴っているなど、乗り込むまでもいろいろな演出があり楽しめます。

内容は館の中を黒いドーム型ライドに乗りめぐっていきます。ちょっとした驚きの要素もありますが、逃げ出すような怖さはないと思います。

東京ディズニーランドのものと似ていますが、やはり少しずつ違いはあります。
ハットボックスゴーストの存在は大きな違いではないかと思います。ランタンを手に持ったお化けですが、頭がランタンの中と首とを行ったり来たりしているお化けです。ホーンテッドマンションがオープンしてからわずかな時期だけ存在していたのですが突然いなくなり、最近また戻ってきたという伝説のお化けです。

最恐のサプライズは乗る前にあった

先ほどご紹介した「出口のない部屋」
ここでは、ゴーストホストが「私ならこうやって出るがな！」といって部屋から脱出しようとして悲鳴を上げ、ゲストを驚かせてしまいます。
この時・・・ゲストかキャストさんかわからないのですが、生きている人間も何人か悲鳴を上げます。
こういうノリがアメリカだなぁ・・・と感心している場合ではなかったです。
悲鳴というか金切り声で、それこそ死者をも目覚めさせるくらいの悲鳴を上げてくれるものだから、みんなびっくりします。
アトラクション通して最大の恐怖はここにあったと思います。
2回入って2回とも悲鳴が上がったので、遭遇率は高そうです。

そんなホーンテッドマンション。人間もお化けの仲間入りしてみんなを驚かせてみてはいかがでしょうか？