海流に乗って、上が下に、下が上に！
DLP：クラッシュ・コースター

★★★★★ 2024年4月に訪問

映画「Finding NEMO」の世界観を楽しむコースターです。

概要

ハリウッドタワーホテルに向かって右手側に「Worlds of PIXAR」エリアがあります。
ここまで来るとすぐに場所はわかると思います。クラッシュが目印です。

「ウォルト・ディズニー・"スタジオ"」パークというだけに、スタジオの建物に突貫工事で造ったような外観でちょっとびっくりしましたが、中に入ってそんなことは忘れてしまいました。

待ち時間は、35分から60分で、なぜかシングルライダーはもっと長かったです。Disney Premier Access（DPA）対象です。
乗るならスタンバイかDPAでしょう。

最初はライドスルー

ウミガメの甲羅を模したコースターに、前2人、後ろ2人に背中合わせで座ります。
最初は映画の世界（かなり暗いです）を緩やかにめぐります。この時点では特に回ったり激しい動きはありませんでした。ただし、後ろに座ったら常に後進し続けることになります。
その後、映画にもあったサメのブルースが機雷を爆発させるシーンがあり、ここから本番です。

上が下に、下が上に！

ディズニーランド・パリのコースターは、総じて激しいです。急発進、360度ループは当たり前で、そうでなくても東京ディズニーリゾートより乗車時間が長いものが多いです。
そういったコースターに比べると比較的おとなしいと感じましたが、それとはまったく違ったスリルがありました。

水平方向に回りながら急上昇、急降下、急旋回があります。
前を向いて走っていたと思ったら、急に真下を向いてバックしていることや、後ろ向きに走っていると思ったら上を向いて急上昇しているといった、何が起こってるのかまったくわからない場面が多数ありました。
さすが海の中、暗いのでコースが読みにくい（そもそもバックしていたらどこに向かうのかもわからない）ということも相まって、びっくりする動きが多かったです。

ただ、スピードや急降下の感覚はやや緩く、方向感覚がわからなくなることのほかは比較的スリルは少なかったように思います。