意外と知られていないBGS

TDL：スプラッシュ・マウンテン

多くのクチコミでアトラクションについて書かれていたので私は視点をちょっと変えてバックグラウンドストーリー（BGS）について紹介したいと思います。スプラッシュのものは有名なものなのでご存知の方であればすみません。

そもそもBGSとはパーク内、全てのアトラクション、ショップ、レストランにあると言われています。いわゆるその場所の成り立ちのようなものです。しかしディズニーの方からこのストーリーはこれ！のようにしっかりと公式でさだまったものは少なく、ファンの中で勝手にできたものも多いです。ガイドツアーに参加するとガイドの方に教えていただけることが多いです！！

スプラッシュマウンテンはかつて、チカピンヒルという名前の山でした。クリッター（小動物）たちが住む象徴のような場所で多くの生き物が住んでいたと言われています。チカピンヒルには天才建築家のビーバーブラザーズの作ったダムがあり、山を流れる川をせき止めていました。しかし実はこの山の中でアライグマのラケッティは蒸留酒の密造をしていました。そんなある日、彼の蒸留器が大爆発を起こしてしまい、川をせきとめていたダムが決壊してしまいます。川は凄まじい勢いで大きな滝壺を作りました。チカピンヒル一帯はびしょびしょとなり、その様子を見たクリッターたちが水しぶきの山（スプラッシュマウンテン）と呼ぶようになったそうです。
ちなみにその後、お酒造りから足を洗ったラケッティはチカピンヒルの麓でソフトドリンクと軽食だけのお店、ラケッティのラクーンサルーンをはじめたそうですよ！
またビーバーブラザーズはダムの決壊にもめげず、そのダムの壊れた破片でカヌーを作り、今ではカヌー体験ができるようになりました！
ラケッティの壊れた蒸留器はアトラクション内に出てくるのでぜひ探してみてください！
さらにグランマサラのキッチンではまだダムが決壊する前のチカピンヒルの絵が飾ってあります。こちらもぜひ！！