新しい試みで気軽に見れるパレードが戻ってくる！？

TDL：ハロウィーン・ポップンライブ 2016

2016年ハロウィンのパレード「ハロウィーン・ポップンライブ」。
個人的には革新的なパレードになっていると思いました！

新システム？9回停止で推しキャラ待ちの負担が軽減！

今回のパレードで導入された9回停止システムですが、
簡単に説明すると・・・

①フロートは３台１グループ

まずフロートは全部で6台ですが、先頭から3台を1つのグループと考えます。
つまり計2グループあるということです。

②停止場所は今までの３倍

停止場所は、いままで1st、2nd、3rdと呼ばれていた停止場所をさらに３つに分けています。
つまり３×３＝９箇所ということです。

③１つの場所で２つのショーモード

１つの停止場所にまず最初のグループが到着してショーモード。
終わるとその場所に次のグループが到着してまたショーモード。という感じです。

このシステムの何が革新的かというと、
１つのキャラに対して観ることができる場所がいままでの３倍になっているのでその分キャラヲタ・・・じゃなくてキャラを見たいファンが分散するということです。

いままでは人気のキャラの停止場所だとかなり長時間の待ちが必要で、季節によっては暑い・寒いを耐えなければならなかったのが、これだけ停止場所があれば特にパレードルート後半は直前でもそれなりの場所で鑑賞できる可能性が高くなってきました。

さらに・・・

各フロートでキャラの乗っている位置がかなり高いので、座り見先頭を長時間前からキープするより、ちょっと後ろから・・・むしろ立ち見の方がキャラが見やすいです。

もちろん欠点も・・・

キャラヲタの分散という点ではよいシステムのような気がしますが、もちろん欠点もあります。

・一回のショーモードの時間が短いので物足りない。

停止箇所が増えたことでそれだけ時間がかかるので、ショーモードの時間が短くなっています。
ちょっと物足りないかな・・・

・パレードルート後半では到着まで時間がかかる

ショーモードが短くなったとはいえ、やはり９回も停止があるとパレードルート後半への到着に時間がかかります。
トゥーンタウンにある最後の停止場所になるとフロート到着まで３０分以上かかる感じです。
そのためパレードルート前半に人が集中する可能性があり、さらに前半で見ていた人が見終わった後トゥーンタウンに大移動することも十分考えられます。

今後のパレードはこの方式？

今回のシステムは実験的なものだと思いますが成功すれば今後パレードはこの形になるような気がします。
デジカメやSNSの普及によりパレードの場所取り争いが熾烈になってきている現状を、どうやったら解消できるかの答えがこのシステムにあると思います。

昔のパークのような気軽にパレードが見れる環境が復活するかな？