乗換1回の最安の行き方!?香港国際空港からパークまで路線バスのみで行く
★★★★★ 2019年5月に訪問
香港国際空港から香港ディズニーランドまで行く方法はいくつかあります。
上だと、最短はタクシーかウーバーの20分、最安値は路線バス+MTR(19.5香港ドル、オクトパス利用で18.3香港ドル、約300円)です。
が、上にないもので最安値になるルートがあります。
それが路線バス+路線バスです。
要は路線バス乗り継ぎということなのですが、いったいどういうことなのか?
そして使い心地は?
今回実際に乗ってきましたので注意点とともにご紹介します。
乗換は「Lantau Link Tool Plaza」というところ。
高速道路の料金所のようなところにバス停が並んでいます。
そこには香港各地に向かうバスが到着するのですが、ここを始発とした「R8」という路線がパークに向かう路線となります。
香港各地から「Lantau Link Tool Plaza」に到着&発車するバスは以下の通りです。
かなり沢山のバスがあります。
が、注意しなければならないこともいくつかあるので、今回はそれを紹介したのち、空港→パーク、パーク→空港についてご紹介します。
が、バスにより料金は10〜50香港ドルと価格がまちまちです。
なぜこういうことになるのかというと、香港の路線バスは「乗車した停留所から終点までの料金」がバスの料金となるからです。
しかも空港から乗る場合、大半のバスが始発という…!
今回のように途中の停留所で下車する場合、(終点までの距離が長いので)かなり高くつくことになります。
時間帯によっては30分に1本とかなり少ないこともあります。
21時以降はかなり本数が少なくなるようなので、この時間帯は別の手段で移動した方が良さそうです。
が、R8のバスは
「中心部に向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停に一旦停車し、迂回のため一旦中心部へ向かい、その後空港方面へ向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停へ到着し、その後パークへ」
となります。
そのため、迂回のため8〜10分ほどロスが発生することになります。
急いでいる場合や空港から到着後目の前でR8のバスに行かれてしまった場合は、地下通路を通ってそれぞれの方向のバスに乗るのが早いです。
なので、事前に小銭を用意する必要があります。
できればオクトパス利用がお釣りも出ずオススメです。
上のバスのうち、Aと頭につくのが停留所が少なく、Eが多い停留所です。
終点が同じバスでも、Aのバスの方が料金が高めになります。
最安値は、
早く行きたい:A31、A31P、A32のいずれか(18.9香港ドル)+R8(4香港ドル、割引後)=22.9香港ドル
とにかく安く:E31、E32、E32Aのいずれか(10.8香港ドル)+R8(6香港ドル、割引後)=16.8香港ドル
となります。
最安値ルートだと日本円で約240円!
路線バス+MTRルートより多少安くなり、最安値ルートとなります。
今回私はE32のバスで向かいました。
朝8時ごろに乗りましたが、空港出発後、空港職員さん向けの施設(貨物や郵便関係)を経由して行くので(夜勤後かな?)かなり人が乗ってきました。
30分強で「Lantau Link Tool Plaza」に到着。
R8のバス停は同じエリアの最も空港寄りにあり、5分ほど待ってバスは到着した…のですが、なぜか入口ドアが開かずそのまま行ってしまいました。
やむなく空港方面行きバス停に移動し乗車し、ことなきを得ましたが…。
最終的な所要時間は1時間ほどです。
18:50頃到着し、10分ほど待って発車しました。
10分ほどで空港から到着する方面のバス停に到着し、ほとんどの乗客がここで下車。
私は空港へ向かうのでそのまま乗りましたが、多少ドキドキしました(笑)。
料金所のすぐにある長い橋を渡り、そこを降りたのち、折り返して再度橋を渡り空港へ向かう方面のバス停へ到着しました。
トータルの所要時間は20分ほどです。
到着後、急いでいたので、すぐに来たバスに乗りました。
上のリストにはないA33xというバスだったのですが、幸い下記の最安値のバスと同じ料金で向かえました。
「Lantau Link Tool Plaza」の次が第1ターミナル、次が第2ターミナルと空港へのアクセスがしやすかったのが良かったですね。
所要時間は香港パークバス停で待っている時間を含めて45分ほどです。
最安値は、
早く行きたい:R8(7香港ドル)+A31、A31P、A32のいずれか(15.9香港ドル、割引後)=22.9香港ドル
とにかく安く:R8(7香港ドル)E31、E32、E32Aのいずれか(9.8香港ドル、割引後)=16.8香港ドル
となります。
(幸い、空港から乗車の場合と同じ価格)
空港からの場合は到着方面バス停でドアが開かずというトラブルがあり、反対方向のバス停へ歩いて移動したことを鑑みると、今ひとつな感があります。
また、最安値となるルートだと1時間ぐらいかかってしまうので、よほど時間に余裕がある場合以外はオススメしづらいです。
が、パークからの場合は20分乗車して、乗換先で来たバスに乗れば1度の乗換で済み、楽な気がします。
いずれにしても、路線バス+路線バスのルートは何度も香港に来ているリピーターの人向けの行き方だと思います。
時間と状況を鑑み、選ぶのがオススメです。
タクシー
シャトルバス
エアポートエクスプレス+MTR(地下鉄)
路線バス+MTR
ウーバー
上だと、最短はタクシーかウーバーの20分、最安値は路線バス+MTR(19.5香港ドル、オクトパス利用で18.3香港ドル、約300円)です。
が、上にないもので最安値になるルートがあります。
それが路線バス+路線バスです。
要は路線バス乗り継ぎということなのですが、いったいどういうことなのか?
そして使い心地は?
今回実際に乗ってきましたので注意点とともにご紹介します。
こんな方にオススメ
できるだけ安く香港パークまで移動したい
荷物は少なめ
1人もしくは2人で移動
香港に何度も来ているリピーター
基本的考え方
空港からパークまで直接向かう路線バスはなく、必ず乗換が発生します。乗換は「Lantau Link Tool Plaza」というところ。
高速道路の料金所のようなところにバス停が並んでいます。
そこには香港各地に向かうバスが到着するのですが、ここを始発とした「R8」という路線がパークに向かう路線となります。
香港各地から「Lantau Link Tool Plaza」に到着&発車するバスは以下の通りです。
かなり沢山のバスがあります。
Cityflyer Routes A10, A11, A12, A20, A21, A22, A26, A29, A29P
Citybus North Lantau Routes E11, E11A, E21, E21A, E22, E22A, E22P, E22S, E22X, E23, E23A
Long Win Airport Routes A31, A31P, A32, A33, A33P, A33X, A36, A37, A41, A41P, A43, A43P, A47, A47X
Long Win North Lantau Routes E31, E32, E32A, E33, E33P, E34, E41, E42
これらのバスを利用し、R8のバスを利用した場合は割引が効く特典があります(バスによって割引額が異なります)。が、注意しなければならないこともいくつかあるので、今回はそれを紹介したのち、空港→パーク、パーク→空港についてご紹介します。
注意点
同じ目的地で降りるのに値段がまちまち?
実は「Lantau Link Tool Plaza」に止まるバスはたくさんあります。が、バスにより料金は10〜50香港ドルと価格がまちまちです。
なぜこういうことになるのかというと、香港の路線バスは「乗車した停留所から終点までの料金」がバスの料金となるからです。
しかも空港から乗る場合、大半のバスが始発という…!
今回のように途中の停留所で下車する場合、(終点までの距離が長いので)かなり高くつくことになります。
R8のバスの本数が少な目
最多時間帯には15分に1本出ているパーク行きバスの「R8」。時間帯によっては30分に1本とかなり少ないこともあります。
21時以降はかなり本数が少なくなるようなので、この時間帯は別の手段で移動した方が良さそうです。
乗換はスムーズ、だけど…!
往復共に「Lantau Link Tool Plaza」で降りたバス停のすぐそばから空港へ、あるいはパークへ行くバスに乗換可能です。が、R8のバスは
「中心部に向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停に一旦停車し、迂回のため一旦中心部へ向かい、その後空港方面へ向かう「Lantau Link Tool Plaza」のバス停へ到着し、その後パークへ」
となります。
そのため、迂回のため8〜10分ほどロスが発生することになります。
急いでいる場合や空港から到着後目の前でR8のバスに行かれてしまった場合は、地下通路を通ってそれぞれの方向のバスに乗るのが早いです。
お釣りは出ないので小銭の準備を
これは香港の路線バス全てに関わりますが、香港の路線バスはお釣りが出ません。なので、事前に小銭を用意する必要があります。
できればオクトパス利用がお釣りも出ずオススメです。
香港国際空港〜パークへ
香港国際空港バスターミナルから「Lantau Link Tool Plaza」に向かうバスは上記の通りたくさんあります。上のバスのうち、Aと頭につくのが停留所が少なく、Eが多い停留所です。
終点が同じバスでも、Aのバスの方が料金が高めになります。
最安値は、
早く行きたい:A31、A31P、A32のいずれか(18.9香港ドル)+R8(4香港ドル、割引後)=22.9香港ドル
とにかく安く:E31、E32、E32Aのいずれか(10.8香港ドル)+R8(6香港ドル、割引後)=16.8香港ドル
となります。
最安値ルートだと日本円で約240円!
路線バス+MTRルートより多少安くなり、最安値ルートとなります。
今回私はE32のバスで向かいました。
朝8時ごろに乗りましたが、空港出発後、空港職員さん向けの施設(貨物や郵便関係)を経由して行くので(夜勤後かな?)かなり人が乗ってきました。
30分強で「Lantau Link Tool Plaza」に到着。
R8のバス停は同じエリアの最も空港寄りにあり、5分ほど待ってバスは到着した…のですが、なぜか入口ドアが開かずそのまま行ってしまいました。
やむなく空港方面行きバス停に移動し乗車し、ことなきを得ましたが…。
最終的な所要時間は1時間ほどです。
パーク〜香港国際空港へ
「R8」のバスは、パークでは路線バスバスターミナルのC1から発車します。18:50頃到着し、10分ほど待って発車しました。
10分ほどで空港から到着する方面のバス停に到着し、ほとんどの乗客がここで下車。
私は空港へ向かうのでそのまま乗りましたが、多少ドキドキしました(笑)。
料金所のすぐにある長い橋を渡り、そこを降りたのち、折り返して再度橋を渡り空港へ向かう方面のバス停へ到着しました。
トータルの所要時間は20分ほどです。
到着後、急いでいたので、すぐに来たバスに乗りました。
上のリストにはないA33xというバスだったのですが、幸い下記の最安値のバスと同じ料金で向かえました。
「Lantau Link Tool Plaza」の次が第1ターミナル、次が第2ターミナルと空港へのアクセスがしやすかったのが良かったですね。
所要時間は香港パークバス停で待っている時間を含めて45分ほどです。
最安値は、
早く行きたい:R8(7香港ドル)+A31、A31P、A32のいずれか(15.9香港ドル、割引後)=22.9香港ドル
とにかく安く:R8(7香港ドル)E31、E32、E32Aのいずれか(9.8香港ドル、割引後)=16.8香港ドル
となります。
(幸い、空港から乗車の場合と同じ価格)
空港からの場合は到着方面バス停でドアが開かずというトラブルがあり、反対方向のバス停へ歩いて移動したことを鑑みると、今ひとつな感があります。
また、最安値となるルートだと1時間ぐらいかかってしまうので、よほど時間に余裕がある場合以外はオススメしづらいです。
が、パークからの場合は20分乗車して、乗換先で来たバスに乗れば1度の乗換で済み、楽な気がします。
いずれにしても、路線バス+路線バスのルートは何度も香港に来ているリピーターの人向けの行き方だと思います。
時間と状況を鑑み、選ぶのがオススメです。
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