ロストバゲージした経験(と準備としてのAirTag)
★★★★★ 2022年9月に訪問概要
今回ヨーロッパ内の乗り継ぎにてパリCDG空港到着時に預け荷物のロストバゲージを初経験しました。起こった際にすべきことや、事前に準備していたほうがいいことをお伝えします。お急ぎの方は下のまとめを読んでください
状況(便について)
オーバーブッキングにて直行便が翌日の経由便となり、乗り継ぎ時間が55分だった。また最初の便も10分ほど遅れたため、人間は乗継できたが預け荷物は乗継できなかった事例(正確にはディレイドバゲージと言うそうです)。また出発空港ではきちんと到着空港まで預けている旨手荷物タグは確認していました到着空港手荷物受取所にて
手荷物受取所にて他人が間違えて取っていく事例もあるので注意して見ておく。また有名スーツケースなどでは目印などで判別できるようにしておく。(今回は荷物が出てくる先頭で見ていたのでそれはないと判断しています)荷物が出てこなかったら・・・(今回の例)
受取所の航空会社の手荷物窓口(大体ロゴが掲示されています)に行き状況を伝えます
手荷物窓口で紙をもらってQR二次元バーコードから情報を登録してください、と言われました。ここで氏名や届け先の住所荷物の形状や素材、色などを入力します
情報登録するサイトに行く必要があるため個人のスマホとネットができる環境が必要です
今回は航空会社の荷物紛失ページサイトから登録しました(上のサイトとは別)
手荷物窓口の係員からは次の便でくるから今日には届けるよ、と言われた
しかし翌々日には到着地を離れるため荷物が無いとその後の旅が続行出来なくなる
カードの海外保険相談によれば次の便で来るといわれてもその便に乗る人の荷物が優先されて来ない場合がある、来ても当日届けるといわれても何も保証はない、必ずリファレンス番号を取得するまで手荷物受取所を出ないこと、の助言を受けました
最終的にとった行動
次の便で来ることが航空会社の紛失ページに表示されていたため、4時間ほど手荷物受取所にて待って次便の預け荷物と一緒に出てきたため無事ピックアップしました。その場合どこかにピックアップした連絡は不要。ただ次便で出てこない場合も考えられ、その場合は上記の航空会社の紛失ページに登録したホテルに届けてもらう事として空港を離れることにしていました。(次々便までは時間的に流石に待てないと判断)
手荷物受取所は第一に旅客しか入れない(違う空港あり)場所だったのでセキュリティーが確保されている、トイレや水飲み場・コンセント・Wi-Fiなどがあり4時間待つにも安心して待つことができました。
安心のAirTag(iPhoneなどiOSユーザーに限る)
今回ヨーロッパ空域の混雑などに伴う遅延などの事前情報があったため、AirTagを預け荷物に入れ追跡できるようにしていました。このため荷物が今回の場合乗継空港にあることがはっきりしていたため、次便でくるという判断ができ、またある程度の位置が追跡できるため精神的に安心して空港で待つことができました。手荷物がある場所が表示される、右下の距離は今いる場所からの距離
まとめ
出発空港で荷物タグが正しい(空港名)か確認する
荷物には他人が持って行かないように目印をつける
ロストの場合リファレンス番号を必ず取得して手荷物受取所を出る
あまり空港係員の言うことを鵜吞みにしない
iOSユーザーはAirTagを預け荷物に入れておく
(参考)リファレンス番号(reference number)について
到着の空港コード(羽田空港ならHND、パリシャルルドゴールではCDG)+航空会社コード(ANAならNH、JALならJL、エールフランスならAF)+数字で構成される番号。これがあれば世界共通で荷物の状況を追跡することができます。
右上丸内。今回はパリCDG 空港でルフトハンザ航空LHなので、「CDGLH数字」という番号になっています。預け荷物のタグの番号とは違います
(2022.10現在補足)
ルフトハンザ航空がAirTagの持ち込み、預入不可というニュースもありましたがその後訂正撤回されていますhttps://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1447050.html
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