爽快なドライブ！青空、太陽、星空、夜風すべてが気持ちいいです！

DCA：ラジエーター・スプリングス・レーサー

ラジエータースプリングスは今や伝説となったRoute 66の沿線に並ぶ町です。
そこに足を踏み入れただけで映画「カーズ」の世界の一部になったかのような気分になります。
ラジエータースプリングスを奥に進んでいくと、オーナメントバレーを走り抜ける車が見えてきます。それがこのアトラクションです。

待ち時間、ファストパスなど

1日を通して待ち時間が60分を切ることはかなり稀です。
エキストラマジックアワーの時間帯でさえ、30分待ちは普通です。
最近はマックスパスという、スマートフォンでいつでもどこでもファストパスを取得できるサービスが始まっていますのでかなりファストパスも取りやすくなったのではないかと思いますが、昼過ぎから夕方に最初に発券終了になってしまいます。

ドライブに！

乗る車を見ると、フロントガラスに目が書いてあります。でも車の中からみれば目立たないので視界は良好です。
ドライブが始まるとカーズの「McQueen & Sally」という曲がかかります。これは映画でマックイーンとサリーがドライブする際にかかっていた曲です。
谷を抜けると滝が目に飛び込んできます。
ここを抜けると一気に夜のラジエータースプリングスに入り込みます。
途中、メーターにそそのかされてトラクターを驚かせてしまいフランクに追われるなど、映画の世界も楽しめます。
終盤はルイジとグイドの店、またはラモーンの店に入ってレースのためのドレスアップをします。

ここまで来ると、次はほかのゲストが乗った車と並んでレースが始まります。
レースといってもスピードはそんなにありません。
途中斜面やアップダウンの走行がありますが、絶叫系という感じではなく爽快なドライブといったところで、すごく気持ちいいです。

ラストでは写真撮影があります。後で購入できます。

昼と夜は全然違う！

マックィーンとサリーは昼間にドライブしていました。
マックィーンはその際に目にした滝（とサリー）に心を奪われています。

序盤に登場する滝は、確かに昼も素敵で目をみはるものがあります。
でも、夜も滝がライトアップされていてとてもきれいです。

終盤のレースも、昼は青空と風が気持ちいです。
夜はしかし、星空と夜風がすごく気持ちいいです。

カリフォルニアの太陽もいいものですが、昼と夜を乗り比べてみることも強くお勧めします。

Route 66

ラジエータースプリングスは「Route 66」沿いにある町です。
Route 66（国道66号線）は実在した伝説の道路です。アメリカの中東部のイリノイ州シカゴと西部のカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた3755kmの国道です。大陸の東西を繋いでいた国道で西部の発展に大きく寄与した国道ですが、州間高速道路の発達により1985年に廃線となりました。
曲や物語にも残っており、文字通り伝説の道です。
映画「Cars」でもRoute 66の廃線について触れられていますし、主題歌も有名な「Route 66」という曲です。
今や伝説で存在しない国道です。だからこそ、このラジエータースプリングスに来ることでRoute 66の伝説に触れ、Route 66をドライブできることは貴重な体験かもしれません。

大人気アトラクションで、レースにスリルを求めてしまうところもあるかもしれません。
ですが、スリルではなくカーズの世界の一員としてドライブを楽しむことも忘れないでください。