
まさに船上のD23 Expoだった、DVCメンバークルーズ 2017!
ディズニーファンタジー号で2017年8月に開催された「DVCメンバークルーズ」の豪華な内容と、そのディープさを詳しくご紹介します!
DVCメンバークルーズ 2017とは?
- 日程:2017年8月26日~9月2日
- 航路:ポートカナベラル発着の東カリブ(トルトラ島、セント・トーマス島、キャスタウエイケイに寄港)
- ディズニー・ファンタジー号で開催
- DVCメンバークルーズは通常年1回催行されていますが、7泊のロングクルーズは少ないです。今年は「フィルム・フェスティバル」と銘打ち、新作映画の製作者によるプレゼンテーションと新作試写会はじめ、たくさんの俳優・声優が出演するステージショー、デッキパーティーなど、まさにD23 Expoを彷彿とさせるイベント目白押しでした。
dvcmember.disney.co.jp
ディズニー/ピクサー「リメンバー・ミー(原題:COCO)」の試写会とプレゼンテーション
日本では来年3月公開の新作映画のお披露目がありました。
プロデューサーのダーラ・K・アンダーソン氏が本編を割りながら解説していきます。もちろん英語なのでざっくりしか理解できないのがもどかしいのですが、ストーリーはよく分かりました。
途中、コンセプトアートも上映され、アニメーションの表現方法に感心させられました!
最後にこの映画の主人公ミゲルの声を吹き替えたまだ若い少年、アンソニー・ゴンザレスが主題歌を熱唱するというサプライズが!
※撮影・録画・録音禁止でした。

主人公のお父さんはギターリスト、旅に出てしまったお父さんを探して…
ディズニー「アナと雪の女王/家族の思い出(原題:Olaf's FROZEN ADVENTURE)」の試写会
「リメンバーミー」と同時上映される短編映画でタイトル通り、オラフが主役です。
アニメーションスタジオの監督2名が制作の舞台裏をプレゼンテーションしてくれたのですが残念ながらエピソードの記憶がないのです。やはり英語力を高めなくては!!
映画のストーリーは楽しくて可愛くて新キャラも登場しますよ。
※撮影・録画・録音禁止でした。
デッキパーティーは真夏なのにフローズンの世界に早変わりしていました。
デッキパーティー後、またシアターで深夜までCHIRISTMAS WITH DISNEYなんてイベントをやってたのですが力尽きました(笑)

向かい側でオラフのグリーティングが始まってました。
後半はゲームしたり、ダンスしたり。
クリスマスモチーフのクッキーがふるまわれました!
ディズニーアーティストやアニメーターが実演&プレゼント
3階のアトリウムで行われました。
ステイシア・マーティンさんとベンソン・シャム氏がおしゃべりしながらキャラクターをさらさらと描いて行きます。
素早いこと!素早いこと!
観客には番号券が配られ、描いた絵はその場で抽選&プレゼントしていました。
残念ながら当たらなかったけど(ToT)

祝!パイレーツカリビアン50周年のプレゼンテーション
とてもタイムリーなイベントでした。
ディズニーパークの著書に携わっている作家、ティム・オディー氏とマイケル・シンガー氏とイマジニアのルック・メイランド氏によるパイレーツ・オブ・カリビアンのプレゼンテーションが行われました。
上海のパイレーツアトラクションのメイキング映像もたくさん出て来て楽しかったです。
シアターの外ではパイレーツ・オブ・カリビアンに関する展示がありました。

メンバークルーズに欠かせない圧巻のコンサート
STARS SET SAILはメンバークルーズの華でもあるコンサートです。
ディズニー・オン・ブロードウエイで活躍したスターがおしゃべりと生歌で迫力のショーを繰り広げてくれました!
「ライオンキング」でムファサを演じたアルトン・フィッツジェラルド氏。
ナラ役だったキシー・シモンズさん。
「メリー・ポピンズ」でメリー・ポピンズを演じたアシュリー・ブラウンさん。
「ターザン」でターザン役だったジョシュ・ストリックランド氏。
Circle of lifeを聴いた時はホント鳥肌ものでした!
圧巻の声量とすごくリラックスした雰囲気の中、ところどころのコミカルな演技に魅了されました!
本場ブロードウエイ出身者とはこんなにスゴイのかと!
彼らはコンサートだけでなく、カクテルズ&カンバセーションとしてトークショーを開催していた日もありました。

日本人メンバーへの心遣いがたっぷり
今年9月。DVCメンバーサービスは日本から完全撤退をしました。
メンバーからは賛否の意見が相当数寄せられたとのことで、日本人メンバー向けには特に手厚く、レセプションをThe Tubeで2回開いてくれました。
軽食とカクテルサービスもあり、短時間でしたがDVC副社長のケン・ポトロック氏や会報誌Disney Filesの編集者ライアン・マーチ氏と直接話しができました。
特に日本贔屓のケン氏は日本でのDisney Adventureの企画も可能性としてあるとのことでしたので、日本人メンバー向けに日本国内でのミングルも企画して欲しいと伝えました。
舞浜が直営ではないのでなかなかパーク内でというのは難しそうですが、アナハイムやフロリダで開催しているようなメンバー向けプログラムが実現したらうれしいと思いました。
また、プレゼンテーションが全て英語だったのでできれば字幕かなにかでかいつまんで説明してもらえると助かります。なんてことも。
夜、部屋に戻ったらサンキューのお手紙とお菓子が届いていたのでびっくりしました。
メンバークルーズには日本語が話せるキャストが複数乗船していることと、サービス時間が早朝から夜までと長いので便利でした。

2回目のレセプションの時には作家のマイケル・シンガー氏も来てくれました!
メンバークルーズはディープ過ぎる!
上記のようなメインイベントはクルーズ中に2回ずつ4回公演。
そのうえに、通常の船内イベントやショーはそのまま遂行されるし、日中はプールにも入りたい!
キャラクターグリーティングもついつい追いかけてしまう。
そして、疲れてついつい部屋でお昼寝…と。
7泊あっても足りませんでした。
特に今回は、D23Expoですか!!なイベントだからか、シアターではみなさん早々と着席していて、30分前には前方席端っこがわずかに空いているくらい。
クルーズ11回以上のプラチナメンバーもぞろぞろいるので、みなさん、とても要領よくディープに楽しんでいるのが分かりました。
ずいぶん見逃してしまいました…
実はもっとたくさんのディズニー・レジェンド!が登場するプレゼンテーションやショーがありました。
- アニメーションスタジオからはシュガーラッシュ2(仮)の最新情報公開
- 俳優/声優のリチャード・カインド氏のトークショーとステージショー
- 「美女と野獣」「ライオンキング」の制作を担当したウォルト・ディズニー・カンパニーの映画プロデューサー ドン・ハーン氏のトークショー
- グーフィーの声優・ビル・ファーマー氏とリチャード・カインド氏によるキャラクターの声披露
- ビッグサンダーマウンテンなどアトラクの設計&建設指揮のトニー・バクスター氏のレクチャー
- TYRUS
- LIFE,ANIMATED(途中まで観ていたが挫折)
など、メンバークルーズならではのイベントが盛りだくさん過ぎて見逃してしまいました。
くせになるメンバークルーズ
以前、「メンバークルーズは一度行けば十分」という声を聞きましたが、こんなにサプライズがあるならまた行きたいと思いました。とは言え、航路にもよるかな。
今回、7泊と長かったことも精神的に余裕が持ててよかったと思います。
勉強不足な私だったからかもしれませんが、まだまだ知らないディズニーの世界を知ることができました!!
ホント、深いです。

お土産が多いことは有名
メンバークルーズは通常コースよりも値段が高いのですが部屋に届くお土産が大量なのでエキストラのスーツケースを持って行くべき!と言われていました。
たしかにターンダウン後のお土産+夕食後のお土産の2段攻撃でした。
スーツケース・イン・スーツケースで持ち込む人やMサイズのスーツケースを2個持ち込む人が多かったようでしたが、私たちはMサイズのスーツケースと、試しに機内持ち込みサイズの布バッグで出かけました。
スーツケースはたいてい半分は空けているので、大量のお土産もなんとか収まりました。

今日は何が届いてるかな…と楽しみになったり。最終日のパッキングは大騒ぎでしたけど(*_*;
メンバークルーズのワクワクが止まらない
アメリカにあるヴィラよりも、アウラニでWelcome Homeの温かい雰囲気を感じてうれしかったけれど、メンバークルーズはもっともっとWelcome Homeでした。
盛りだくさんのスペシャルプログラムはディズニーの「おもてなし」がぎゅっと詰まったもの。
次回もまた乗船してから知るサプライズに今からワクワクが止まりません。