違いがたくさん！

TDL：ホーンテッド・マンション

皆様は映画『ホーンテッド・マンション』をご存知でしょうか？
普段何気なく乗っているアトラクションですが、
映画の知識があるだけで見方が変わってきます。
次回搭乗する際には是非とも映画をご鑑賞なさってほしいものです。

外観

世界のホーンテッド・マンションの外観を見比べてみましょう。各パークごとに外観が違うことがわかります。
TDLのアトラクションはWDWを似せて造っているため、外観は赤レンガを使用したWDWのデザインと似ています。

※アナハイムは映画『ホーンテッド・マンション』の外観を利用。白い建物がとても特徴的です。
またパリと香港は話の内容も異なるため外観も異なる

内装

TDLは入口(門)から初めの扉までの間が非常に短いためWDWのような仕掛け インタラクティブ・キューラインはありません。
日本では母国語を使ったアナウンスとインポートされたアナウンスの声を似せているので変わりませんが。WDWではアナウンスの声が最初の部屋と二つ目の部屋とで声が異なります。

私のヒアリングで聞き取ったのでスペルミスをしているかもしれませんが入場のアナウンスの最後の一文は
“that is time when ghosts the presets practicing the terror with bluish the light”
と英語で言っていますが二つ目の部屋のアナウンスの声は若干違う声質なのです。

是非あちらに言ったときに耳をすませてみてください。

ドゥームバギーでの移動ですが
さてさて温室の直ぐ後のドアがたくさんあるシーンにひと つだけ肖像画がありますよね？
ライドのタイミングが合うと彼の肖像画がみるみる立体化し、やがて恐ろしい顔になるという幽霊が登場します。この仕掛けは日本オリジナルのものですので必見ですよ！

ですが残念なことに日本は狭いので墓場のエリアが短いのです。BGMで比較すれば直ぐにわかりますが、ゴースト達の歌っている人数が異なります。WDWはユーモラスたっぷりな歌い方をしてくれるゴーストが多いので残念です。

取り組み

ディズニー、アジア初進出だった為かなり頑張ってくれたようです。
・ファンタジーランド中央にホーンテッド・マンションを設置。
日本の幽霊関連はお伽噺話に分類されるからだとか
・BGMが不協和音
幽霊に対する価値観が違うため、日本人の恐怖感をそそる不協和音を本家より多様。またBGMはキーが低めにセットされている。

同じような外観でも中は似ているようで似ていません。
元来、ディズニーはその国の文化を重んじるので致し方がないのですが、私としてはWDWのような内装に近づけてほしいなと思います。