暑い日にはちょっとブレイクタイム

SHDL：イル・パペリーノ

僕が上海に行ったのは8月の暑い晴れた日でした。
14時ころ、持ち歩いてるペットボトルもどんどん消費してそろそろ新しいボトルを買おうか迷っているときにミッキーアベニューのこの店の存在を思い出し、アドベンチャーアイルの奥深くから急行しました。

テラス席が数えるほどしかありませんが、この店はそれでいいと思います。
ドナルドのワッフルとソフトクリームのセットや、サンデーなどを扱っている店です。
外は暑いですが、その中で食べるからこそおいしさも倍増します。

すごく暑かったので、ソフトクリームを絡めたワッフルがすごくおいしかったです。
ドナルドの顔がプリントされたワッフルは、食べにくかったです・・・。折しも店の横でドナルドとデイジーがグリーティングしてるのに、目の前でドナルドを食べるとなると・・・。

ワッフルは、ソフトクリームを絡めて食べる前提で作られています。だから甘さ控えめでした。むしろ砂糖を使わずに焼いているのではないかと思いました。でもサクサクで、ソフトクリームと絡めるとすごくおいしかったです。

ちょっとした旅のエピソード

店にはテラス席が数えるほどしかありません。
僕が行ったときは椅子が6つほどある丸テーブルが1つ空いていたのでそこに座りました。
1人で行ったので5つ椅子が空いていたのですが、ゲストが1人、困ったようにこっちを見ていました。どうも空いている席に相席したいような雰囲気でした。
英語は通じなかったですが、椅子もたくさんあるから1人2人一緒に座られても問題ないし、手で「どうぞ」と示したら謝るようなしぐさをして誰かを手招きしました。
はっとそっちを見たら、6、7人くらいのファミリー連れがどやどややってきて、足りない椅子をほかのところから持ってきて同じように謝るようなしぐさをして座りました。
話しかけても誰も英語が通じず、加えてすごく寡黙なご家族で誰もしゃべっていませんでした。仕方なく日本人1人すごく気まずい思いをしながら黙々とドナルドの顔を食べる羽目になりました。

・・・今となっては楽しい思い出です。誰か1人でも言葉が通じて会話できたらもっとよかっただろうとは思いましたが、仕方ないですよね。
言葉は通じなくても、国籍は違っても、同じディズニー好きのメンバーが椅子を並べて黙々とドナルドの顔を食べていれば、心は通じる・・・はずですよね。