キャセイパシフィック航空:ストップオーバーで行く香港プラスワンのアジア紀行
★★★★★ 2026年4月に訪問この口コミは、香港ディズニーランドには触れておりません。香港ディズニーランドのついでにできた旅についての記載です。
2026年3月に世界情勢が悪化しました。今回記載の航空券はその前に取得しております。また、世界情勢が変化したことで旅行先の治安などが大きく変化する可能性があります。その点をご留意ください。
航空券には、「ストップオーバー」または「マルチシティ/オープンジョー」として複数の空港をはしごすることが可能な予約方法があります。どちらも同じようなものですが、ストップオーバーは「どこかへ行く時に、ある都市へ24時間以上滞在する、途中下車のようなプランニング」で、マルチシティは「複数都市を巡る予約方法で、出発点と終点が異なる経路も可能な航空券」です。
キャセイパシフィック航空は香港国際空港を起点として、アジア圏を含む多数の都市に展開しており、香港のストップオーバーで旅程を組むのに非常に長けています。
調べた範囲では、香港から直行便4時間から5時間以内で、キャセイパシフィックから予約できる観光の有名なアジア圏はこのようなところがあります。
シンガポール
クアラルンプール
ジャカルタ
バンコク
チェンマイ(香港エクスプレス)
プーケット
ヴィエンチャン
カトマンズ
ハノイ
台北
また、航空券に関しては、香港でストップオーバーすると割安になるケースもあるようです。それであれば・・・と、今回少し長めのお休みがあったので、「アジア圏の某都市へ行くついでに香港で2泊ストップオーバーする」形で、香港ディズニーランドに行くついでにアジア観光を旅程に組み込んでみました。
今回は、後述の理由からバンコクを選択しています。
旅程
日本→香港国際空港香港ディズニーランド2泊
香港国際空港→バンコク(15時過ぎ着)
バンコク2泊
バンコク(12時前発)→香港でトランジット(1時間少しの滞在時間)→日本(21時頃着)
ストップオーバーの注意点
飛行機に関しては特にないです。強いてあげるなら、通常のトランジットにおける注意点くらいで、少し余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。大きな注意点は複数の国を巡るにあたっての「治安」「気候」「感染症(水道水や飲料水含む)」と考えます。
治安
香港ディズニーランドに関して言えば、治安は全く心配ないと考えます。そのディズニーの安全な感覚でアジアの他の地域に行くのは非常に危険です。基本的にどこでもスリ、詐欺(ぼったくり)などの軽犯罪はついて回ります。また、地域によっては大麻、闇バイト拠点など大きな犯罪に巻き込まれる可能性があるので、必ず外務省の渡航情報をチェックし、たびレジなどに登録することを強くお勧めします。
気候
日本、香港、他の都市でそれぞれ気候が大きく違う可能性があります。例えば4月であれば、日本は春、香港は日本でいうところの初夏、バンコクは日本の真夏に相当する平均気温です。身体が暑さに慣れていない状態で春から真夏に突然変化すると、熱中症などの危険が非常に高いです。
また、雨季、乾季など、天候も香港と他の地域では大きく変化する可能性があります。
これら現地の気候を十分に調べ、持参荷物や服装に十分に留意する必要があります。
感染症/水事情
香港は夏場の蚊による感染症(チクングニア熱、デング熱)は注意が必要ですが、狂犬病などを含め危険な感染症の危険性は低いと言われています。渡航先によっては、香港ではそれほど心配のいらなかった狂犬病のように発症したら致死率100%の怖い病気や、マラリアのような蚊の媒介する感染症にも注意が必要になります。渡航先の感染症情報には注意してください。
また、水道水は飲み水に適さないばかりか、うがいにも適さないことがあるようですので、水事情は事前に念入りに調べておきたいところです。
まとめると
安心安全なディズニーに浸って平和ボケした状態で他のところに行くのは危険だ、と言いたいです。ディズニーでも日本でもないことを忘れず、警戒心を持って行動する必要があります。
バンコクを選んだ理由
アジアに寄るにあたり、「上座部仏教の寺院に行く」「ビーフルンダンを食べる」ことを目的にしていました。調べてみて、クアラルンプールが候補になりました。しかし、フライトプランの影響で移動や滞在時間に無駄が多くなり流石に勿体ないと思ったので、ビーフルンダンは泣く泣く却下し寺院観光に絞ることにしました。その後、航空券の値段、治安、空港から市街地へのアクセスを考え、バンコクを選び、ビーフルンダンの代わりにタイ料理を楽しもうと思いました。
バンコクは非常に広く、観光地も多いので3泊から4泊あってもいい場所です。今回は、あくまでメインは香港ディズニーランドでバンコクはついでという位置付けとし、ディズニーでの疲れも考慮して、寺院観光に焦点を当てて無理なく楽しめるように行きたい場所を絞りました。
また、バンコクではなく香港に先に行くことにしたのは、多少でも香港で暑さに体を慣らしておこうと考えたからです。
少しだけ紀行
今回はバンコクに2泊していますが、到着は夕方で3日目の朝1番で空港に向かったので、実質1.5日でした。香港を出てバンコクに着いたのは15時半頃。入国に時間がかかりましたがその後はスムーズに進み、市内のホテルに着いたのは18時前でした。バンコクは渋滞がひどいと聞いていたので、時間を重視して空港からは電車移動が中心でした。
この日はナイトマーケットを少し散策しました。
翌日は寺院巡りをしていました。非常に暑かったです。クールタオル、日傘、ミネラルウォーターの買い足し、塩タブレットと熱中症対策をフルでしていましたが、汗をあまりかかず熱中症の危険があると感じました。昼食に立ち寄った店で、氷入りのボウルを差し出され、肌を冷やすように言っていただき天国に来た気分になりました。
いわゆる3大寺院と言われるワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルンと、少し足を伸ばしてワット・パクナムまで回れました。それでいい時間になったので、アイコン・サイアムという大型ショッピングモールに行き、民芸品などを探し、チャオプラヤー川の夜を眺めてホテルに帰りました。

私にとって寺社仏閣は信仰の場というより観光地としてとらえています。バンコクの寺院に行き、寺院や宗教がタイの方々にとって生活の一部になっていたことが印象的でした。たとえ観光で訪れたとしても、そこに対する敬意は十二分に払われるべきだと感じました。

バンコクでは夜間の外出は比較的安全だと聞いていましたが、やはり気を付ける必要はあるかと思います。
タイ料理は初めてだったのですが、事前の下調べでカオマンガイを食べたいと思っていました。なかなか見かけず、あるレストランで聞いたところ、笑顔で「ある!」と言われ出てきたものを食べ、びっくりするくらいおいしくタイ料理のファンになりました・・・が、後で調べたらパットガパオ(ガパオライス)で、まったく別物だと分かりました。
タイ料理は基本的に辛く、私は辛すぎる料理は苦手です。今回のパットガパオをはじめ、いくつかの料理はすごく辛かったのですが、その中にある複雑な味わいは初めてなのにずっと好きだったような不思議な感覚で、辛さにも関わらずしっかり食べることができました。

日中の市内の移動は、Grabアプリを使用しました。タクシー配車アプリで、事前に目的地の入力とアプリ決済ができるので、行先を伝え間違えたり料金交渉でもめる心配がなく、非常におすすめです。
バンコクのみの観光だとまだまだ訪れるべき場所はたくさんあると思うのですが、今回の目的であった「寺院観光」に関しては、120%満足できました。
旅を終えて
来てみて、本当に新しい世界が開けたと感じました。バンコクの人々の優しさ、生活に宗教が根付く様、そういったものを感じ、大変いい旅でした。ディズニーが好きで、時間さえあればディズニーに行くことを選ぶ私ですので、他の地域はいつも後回しになっていました。ストップオーバーすることでディズニーを楽しみつつ新しい世界に足を踏み入れることができ、貴重な時間になりました。
お休みの日数も影響するので毎回こうはいかないでしょうが、またいつか同じようにストップオーバーの旅をするだろうと思います。
この口コミを最後まで読んでくださった方にとって、「香港ディズニーランドに行くならこんな旅のかたちもあるんだ」という発見につながることを願っています。
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