LCC、香港エクスプレスで行く!初めての香港の旅
★★★★★ 2017年6月に訪問羽田↔︎香港、往復約2万円。時間設定も良い。
今回初めてLCCを使って香港に行きました。旅程は以下の通り。・行き 金曜日 朝6:30羽田発→9:55香港着。
・帰り 日曜日 夕方18:05香港発→23:20羽田着。
今回香港ディズニーのオープンは10:30でしたが、11:15にはディズニーパークに到着しました。
往復羽田利用、しかも早過ぎず、遅過ぎずのギリギリの時刻設定で便利です。
LCCは成田利用や前泊、後泊が必要な時間設定が多いイメージでしたが、これなら都内(場所にもよりますが)から行きも帰りも当日電車が利用できて便利だと思いました。
値段はもちろん安い。アリです!
今回は2ヶ月前に予約して、往復約2万円でした。
時期や予約のタイミングによって、値段は結構変動するので、早めの予約がベターです。
公式サイトでの予約が1番安いようです。
荷物は預けない。液体は必要最小限に。
荷物を預けると別料金が掛かります。荷物の受け取りにも時間が掛かるので、2泊程度なら機内持ち込みをお勧めします。日焼け止めやヘアワックス、化粧水や歯ブラシなどは小分け、または小さめのサイズを用意しましょう。
100ml、または100g以内であれば、まとめて合計1Lまで持ち込めます。2泊程度なら十分な量です。
機内に持ち込めるのは荷物1点(7kgまで)と、身の回り品1点、合計2点です。今回は機内持ち込み可能サイズのスーツケースとトートバッグを持って行きました。
出発1時間前までにはチェックインカウンターへ。早朝の京急線で充分間に合います。
事前にウェブチェックインをして行きました。預け荷物が無い場合は直接検査場へ行けます。チェックインがまだの場合、または荷物を預ける場合は出発時刻の1時間前までにカウンターへ行かなければいけません。早朝の京急線で着いたら小走りでカウンターへ向かえば、なんとか間に合います。
出発1時間前のカウンターはガラガラです。
搭乗口は遠いが、LCC感は無い。
搭乗口は出国ゲートから少し歩きました。ただし、バス案内でも無く、隣の搭乗口はANAの出発でした。成田に比べると、チェックインから搭乗までの間、LCC特有の不便さは殆どありませんでした。
機内の収納も問題無し。
今回はスーツケースを持ち込むため、機内の収納は争奪戦になるものだと思っていました。実際、中国系の他の旅客は日本からのお土産を沢山持ち込んでいました。しかし、使用機材のエアバスは座席上の収納はフルサービスキャリアの飛行機と同じ大きさでした。
今回は行きも帰りも混んでいましたが、特に収納で困っている人はいない様でした。
座席の広さは思っていたほど狭く無い。しかし通路側の事前予約がベスト!
他の方の口コミにもある通り、LCCと言う割には座席はそこまで狭いと感じませんでした。リクライニングに多少抵抗を感じましたが、リクライニングの角度も浅いので、そこまで気にする必要もありませんでした。前の席の人に背もたれを倒されても、それほど不快感はありませんでした。
座席の配列は3-3です。窓側の席に座ると、トイレに行きづらくなります。
特に早朝、深夜便は寝る人が多いので、窓側からトイレに立つには、通路側の2人を毎回起こして、一度座席を立ってもらう必要が出てきます。別料金にはなりますが、是非事前に通路側を指定しましょう。足を通路に出して伸ばす事も出来ます!
機内は持ち込みの飲食不可。でも持ち込めます。
LCCなので機内で飲み物、食べ物の無料サービスは一切ありません。ペットボトルの330mlの水も22HKDです。飛行機代が安い分、飲み物食べ物は多少高くても機内で買えば良いとは思いますが、万が一に備えて多少の飲み物は持ち込む方が安心です。揺れの状況によっては、ドアが閉まってから1時間後にようやく水が買える、なんて事もあります。
特に持ち物検査などはありません。お菓子やお水を持ち込んで、CAに気づかれない様にこっそり食べたり飲んだりしている乗客も少なからずいました。
有料の機内食の味は?
今回は折角なので、朝ご飯に点心セット(点心と温かいお茶、80HKD)を頼みました。搭載数は限られているので品切れが心配でしたが、早朝便で殆どの乗客は寝ていた為、あまり機内食を頼んでいる人はいない様でした。
点心の味は普通。冷凍食品をチンした感じです。写真との遜色は殆どありませんでした。
CAは可愛い。しかし無愛想。
オマケですが、CAさんは皆顔が小さく、可愛い人が多かったです。今回、行きの便は日本人CAもいた様で、日本語のアナウンスもありました。降機から到着ロビーまではバス移動。
香港の到着はオープンスポットでした。飛行機から降りて到着ロビーまでは一台のバス移動です。早く降りても全員がバスに乗るまでは待たされます。
フルサービスキャリアでもたまにバス移動はありますが、香港エクスプレスは毎回、香港到着後はバス移動の様です。
1分でも早くディズニーに着きたい方には、少々待ち時間が長く感じるかもしれません。
帰り便のチェックインもスムース。
帰りはターミナル2でチェックインです。エアポートエクスプレスで空港に着くと、ターミナル1と駅は同じです。降りるドアが右か左かの違いだけです。
チェックインカウンターは空いています。オンラインチェックインのカウンターは更に空いています。空港の無料のWi-Fiを使ってその場でオンラインチェックインも出来ます。
香港空港、搭乗口までは電車で移動。買い物、食事はターミナル1がお勧め。
ターミナル2はLCCターミナルっぽいですが、お店、レストランは沢山あります。もちろんディズニーストアも。検査場を通った後は、ターミナル1を経由して搭乗口まで電車で移動します。ターミナル1には検査場の中にも関わらず、更に沢山のお店やレストランがありました。電車の乗り換えで1度降りるので、食事や買い物はここでするのがお勧めです。ディズニーストアはここにもあります。
ターミナル1から更に電車に乗って搭乗口へ。搭乗口付近にも、簡単な食事を出来るところやカフェなどはありました。
今回は空港に出発時間の2時間30分前に着きましたが、買い物や食事をゆっくりしても、搭乗口には30分以上前に着きました。
イレギュラーが無ければほぼ定刻。羽田からの終電もギリギリ間に合う!
帰りは少し出発が遅れましたが、羽田到着はほぼ定刻でした。23:20分到着予定で、実際は23:26分にブロックイン。駐機場はやはり遠かったですが、バスではありませんでした。
そこから若干駆け足で到着ロビーへ。荷物は預けてなかったので、税関を通ったのは23:40分。
京急の終電は0時前後。荷物を預けていたらちょっと厳しいかもしれません。バスは1時くらいまであるみたいです。
結論。LCCの悪いイメージが無くなった!下手なフルサービスキャリアより全然良い。
行きも帰りもチェックインから到着までかなりスムースでした。機内販売や機内誌(英語と中国語)もあります。機内エンターテイメントは無いので、本や音楽は持って行きましょう。
海外のエアライン特有のエアコン効き過ぎ、寒すぎが無く、むしろ少し暑いくらいでした。
ブランケットは有料なので、心配な人は上着を一枚持ち込んだ方が良いと思います。
寝ているところを無理矢理起こされ、まずい機内食を食べさせられる事もないので、しっかり眠る事もできます。
帰りは起きている人も結構多く、最初の2時間くらいはガヤガヤしたり、カップ麺の匂いが漂ったりしていました。寝たい人はアイマスクや耳栓も持ち込んだ方が良いですね。
昼間の4〜5時間のフライトでこの値段なら、むしろ下手なフルサービスキャリアよりも快適と言えるかもしれません。
今回はイレギュラーも無かったので、星5つ!
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