帰路：パークで過ごした後、ホテルから空港へ
DLP：マジカル・シャトル

★★★★★ 2024年4月に訪問

ディズニーランド・パリとシャルル・ド・ゴール空港（CDG）を結ぶシャトルバスです。

概要

CDGのターミナル2の乗り場は、到着ロビーのすぐ近くにあります。
ここと、ディズニーランド・パリの各ホテルを結ぶ観光バスタイプのシャトルバスになります。

ディズニーホテルは、ディズニーリゾート側とその反対側にエントランスがあり、ディズニーリゾート側からだと荷物検査なしで入れます。
ディズニーホテルのマジカルシャトルの乗り場は、荷物検査が必要な側のエントランスにあります。

ディズニーとCDGは、マジカルシャトルだと約1時間かかります。ただし、各ホテルのゲストをピックアップしていくので、乗り場によっては30分程度余裕を見ておいた方がいいと思います。

パリには空港が2つあり、ホテルから乗車する場合CDG行きであることを確認する必要があります。ホテルからシャルルドゴール空港までは24ユーロで、カード使用可でした。

実際の使用について

今回、最終宿泊はホテル・ニューヨーク（パークとは徒歩10分程度）でした。
最終日にここのホテルに荷物を預け、しばらくパークに滞在していました。
そして、そのあとの空港への移動を考えたとき、電車のTGVとマジカルシャトルのどちらを使用するかで迷っていました。

TGVなら10分で空港に着けるのですが、駅がパークとホテルのちょうど中間地点にあるため、パーク→（徒歩10分）→ホテル→（重い荷物を持って徒歩10分弱）→駅という移動を考えると、ちょっと負担が大きいと考えました。

そのため、帰路にマジカルシャトルを選びました。

時間はあらかじめホテルの発着場でチェックしておりました。

ホテルの共用トイレ（当然、きれいです）で済ませた後荷物を受け取り、バス乗り場で待機しました。

バスは約10分遅れで到着しました。
運転手に料金を支払い（カード可）乗車。
ホテル・ニューヨークはほぼ最初だったため、そのあとホテルを回ってから空港に向かいました。

所要時間は、1時間ちょっとだったように思います。

ターミナル2で下車して、チェックインカウンターに向かいました。

メリットとデメリット

今回、往路をTGV、復路をマジカルシャトルで移動しています。それを踏まえて比較してみました。

メリット

ディズニーリゾート内で荷物を抱えて移動する手間が省けます。
ディズニーランド・パリはそれなりに広く、パークから比較的近いホテルニューヨークまで徒歩10分、セコイアロッジやニューポートベイといった他のラグーン沿いのホテルは徒歩15分はかかります。
荷物が多いなら、空港から直接アクセスできることや、パークからホテルに移動した後駅まで移動する手間を考えると、非常に楽です。

また、ホテルをめぐるので、泊まっていないホテルを眺めることができます。

最後に、安心感は非常に大きいです。
TGVのように大きく遅延する可能性があったり、乗り間違えるといった危険性はなく、ただ座っているだけで目的地に着けるのは大きいです。

デメリット

TGVと比較すると、所要時間の差は歴然です。TGVは10分、マジカルシャトルは1時間以上です。駅と目的地間の所要時間を考えても、この差は埋まらないです。

もう1点は、空港のマジカルシャトル降り場からチェックインターミナルまでの移動です。
ターミナル2Eに到着するのですが、航空会社によっては、ここからチェックインターミナルまでかなり歩きます。大げさですが、体感としてパークとホテルを往復するくらい歩いた以上の疲労感があった気がします（恐らく、これは周りに見るものがなかったことや、旅の疲れが出たことによりますが）。
TGVはターミナル2Cなので、航空会社によっては到着後の歩行距離は短くなると思います。