ティアナのレストランでルイジアナ郷土料理を
★★★★★ 2023年10月に訪問
映画「プリンセスと魔法のキス」では、ルイジアナ州ニューオーリンズを舞台にティアナが自分のレストランを開くという夢(そして亡父との約束)を叶えるため奔走する様が描かれています。
ここ、ディズニーランドのニューオーリンズスクエアほど、その夢を叶えるのに適した場所はなかったでしょう。
ここは、2023年9月にティアナが開いたレストランです。
夜に並びましたが、せいぜい20分程度の待ち時間でした。
カウンターサービスのレストランで、列に並びながら料理を注文し受取り、最後にお会計になります(東京ディズニーランドのクリスタルパレスレストランや、東京ディズニーシーのヴォルケイニアレストランのようなスタイルです)
ティアナということで、折角なのでガンボとベニエを食べてみました。
ハウスガンボは、ソーセージとライスと一緒に提供されます。
1口目はびっくりするくらい辛かったです。僕は好きで辛い物を注文することはないので、ここまでの辛さの料理は初めてでした。
ですが、辛さに慣れてしまえばすごくおいしかったです。もう1回食べたいと思うくらいでした。
ベニエは、映画に出てくるようなパフパフの物ではなく、中にレモンクリームが入った少しペチャっとした食感でした。レモンクリームがさっぱりしていて、これがガンボの辛さといいバランスを取ってくれていました。
(映画に出てくるパフパフのベニエは、すぐ横の「ミント・ジュレップ・バー」や、ダウンタウンディズニーの「Beignets Expressed」で楽しめます)
ちなみに、ベニエはルイジアナ州の公式ドーナツですが、もとは生地を油で揚げたものを指すそうで、国によって指しているものは様々なようです。
スペイン、フランス、アフリカの料理が混ざって発展したと言われています。お米を主食とし、その土地の食材を使ったスパイスの効いた味が特徴的です。代表的には、ガンボやケイジャンチキンが挙げられます。
ポーボーイサンドイッチは、主に小エビを揚げたものを挟んでいます。1920年台に路面電車の職員がストライキを起こした際、レストランの経営者が無償で振舞ったのが発祥とされています。「Poor Boy」を短縮してPo'boyとなったそうです。具材は色々あるそうで、このレストランでは、おそらく牛肉が使われていると思われます。
ムファレッタサンドイッチは、イタリアからニューオーリンズに移住した移民が発展させたサンドイッチで、ゴマのパンに具材を挟んだものです。
ガンボは濃いスープストック、肉または甲殻類、セロリ、ピーマン、玉ねぎ、オクラなどから作る伝統的な料理です。
見た目はカレーなのかな?と思いましたし、辛さなどからもカレーをイメージします。何も考えずに味を楽しむのであれば、「こんなカレーもあってもおかしくない」と感じます。しかし、実際にはカレーとは全く異なるものらしく、比較にもされないことが多いです(そもそも、アメリカでは日本人ほどカレーになじみがあるわけではないようです)
つまり、地産地消のスパイスが効いた料理が特徴です。Disney+のある番組でこの土地の料理を紹介されていましたが、「ここでは薄い料理は食べてもらえない」と発言されていました。
それを知れば、ここの料理が辛いのは納得できます。
ティアナの夢、その土地に根差した文化を楽しむことのできるレストランです。
ぜひ、足を運んでみてください。
ここ、ディズニーランドのニューオーリンズスクエアほど、その夢を叶えるのに適した場所はなかったでしょう。
ここは、2023年9月にティアナが開いたレストランです。
待ち時間と注文
モバイルオーダー対応ですが、モバイルオーダーはすぐに埋まってしまうようで、使用できませんでした。夜に並びましたが、せいぜい20分程度の待ち時間でした。
カウンターサービスのレストランで、列に並びながら料理を注文し受取り、最後にお会計になります(東京ディズニーランドのクリスタルパレスレストランや、東京ディズニーシーのヴォルケイニアレストランのようなスタイルです)
メニュー
ガンボやベニエといった、映画でおなじみの料理をはじめ、ケイジャンチキンやポーボーイサンドイッチ、ムファレッタサンドイッチが提供されています。ティアナということで、折角なのでガンボとベニエを食べてみました。
ハウスガンボは、ソーセージとライスと一緒に提供されます。
1口目はびっくりするくらい辛かったです。僕は好きで辛い物を注文することはないので、ここまでの辛さの料理は初めてでした。
ですが、辛さに慣れてしまえばすごくおいしかったです。もう1回食べたいと思うくらいでした。
ベニエは、映画に出てくるようなパフパフの物ではなく、中にレモンクリームが入った少しペチャっとした食感でした。レモンクリームがさっぱりしていて、これがガンボの辛さといいバランスを取ってくれていました。
(映画に出てくるパフパフのベニエは、すぐ横の「ミント・ジュレップ・バー」や、ダウンタウンディズニーの「Beignets Expressed」で楽しめます)
ちなみに、ベニエはルイジアナ州の公式ドーナツですが、もとは生地を油で揚げたものを指すそうで、国によって指しているものは様々なようです。
知らなくても困らないちょっとした豆知識
このレストランでは、主にアメリカ南部ルイジアナ州の郷土料理が提供されています。スペイン、フランス、アフリカの料理が混ざって発展したと言われています。お米を主食とし、その土地の食材を使ったスパイスの効いた味が特徴的です。代表的には、ガンボやケイジャンチキンが挙げられます。
ポーボーイサンドイッチは、主に小エビを揚げたものを挟んでいます。1920年台に路面電車の職員がストライキを起こした際、レストランの経営者が無償で振舞ったのが発祥とされています。「Poor Boy」を短縮してPo'boyとなったそうです。具材は色々あるそうで、このレストランでは、おそらく牛肉が使われていると思われます。
ムファレッタサンドイッチは、イタリアからニューオーリンズに移住した移民が発展させたサンドイッチで、ゴマのパンに具材を挟んだものです。
ガンボは濃いスープストック、肉または甲殻類、セロリ、ピーマン、玉ねぎ、オクラなどから作る伝統的な料理です。
見た目はカレーなのかな?と思いましたし、辛さなどからもカレーをイメージします。何も考えずに味を楽しむのであれば、「こんなカレーもあってもおかしくない」と感じます。しかし、実際にはカレーとは全く異なるものらしく、比較にもされないことが多いです(そもそも、アメリカでは日本人ほどカレーになじみがあるわけではないようです)
つまり、地産地消のスパイスが効いた料理が特徴です。Disney+のある番組でこの土地の料理を紹介されていましたが、「ここでは薄い料理は食べてもらえない」と発言されていました。
それを知れば、ここの料理が辛いのは納得できます。
ティアナの夢、その土地に根差した文化を楽しむことのできるレストランです。
ぜひ、足を運んでみてください。
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