ニューヨーク万国博覧会より。歴史と夢が詰まっています
★★★★★ 2018年2月に訪問
ファンタジーランドの奥深く、トゥーンタウン入り口付近にある「it's a small world」です。世界中の子供たちが1つになって、世界で1番幸せな船旅に旅立ちます。
ただ、事前のリサーチでクリスマスのホリデーシーズンになると120分待ちになっているのをアプリ上で見かけました。
ディズニーのキャラクターも登場し、世界中の子供たちがそれぞれの言語であの名曲「it's a small world」を歌います。
乗り場が外です。ちょっと珍しいかもしれません。
公式ガイドマップは日本語のものがありますが、レストランのメニューなどは日本語がないところがほとんどでした。アトラクションやショーのアナウンスで日本語なんてもってのほかです。
ですが、ここでは日本語が聞けました。アトラクション乗船の注意点を日本語含む多言語で話してくれます。
内容としては大したことないのですが、世界中の子供たちがそれぞれの言葉で歌う、世界は1つというメッセージ。だからこそ、世界の言葉で話してくれるのだと感じました。
「it's a small world」はもともとディズニーランドのアトラクションではありませんでした。
ディズニー社は1964年にアメリカで行われた「ニューヨーク万国博覧会」にすでに複数のアトラクションを出展することが決まっていたのですが、さらにユニセフ館にもアトラクションを出展することが急遽決まりました。
それから開催までのわずか1年という短い期間でディズニー社のイマジニアたちが創り上げたものが、この「it's a small world」でした。子供の支援をするユニセフ館に世界の子供たちが1つになって歌うというアトラクションを提供しました。ウォルトは、人種、国籍、言語が違っても何のしがらみもなくすぐに仲良くなれる子供の世界こそ平和だと感じて「世界の子供がそれぞれの言葉で歌う」というコンセプトを思いついたそうです。
楽曲はシャーマン兄弟の担当で、ウォルトから「普遍的で、どんな国の言葉でも歌えて、どんな楽器でも演奏できる。そんな要素すべてが入った曲」をリクエストされました。
ニューヨーク万国博覧会での「it's a small world」は大盛況に終わりました。このアトラクションはその後ディズニーランドに移され、現在も楽しむことができます。
余談ですが、映画「トゥモローランド」に登場する「it's a small world」はニューヨーク万国博覧会のものです。
もう1つ余談ですが、ディズニー社はほかにも複数ニューヨーク万国博覧会にアトラクションを出展しています。
そのうち「リンカーン大統領とともに」というリンカーン大統領のオーディオアニマトロニクスが演説するアトラクションもディズニーランドに移転され、現在でも「ディズニーギャラリー」で楽しむことができます。
また「進歩の国」という、先史時代からの歴史をオーディオアニマトロニクスでめぐるアトラクションもあったのですが、これは一部のみディズニーランドに来ました。それは恐竜のオーディオアニマトロニクスで、「ディズニーランド鉄道」に乗ると見ることができます。
毎度おなじみのあの歌。待ち時間が短く休憩として乗る方も少なくないアトラクション。そして場合によっては見向きもされないアトラクション。
ですが、ここにはディズニーランドの進歩発展の歴史が垣間見えます。何より世界平和という壮大なスケールも織り込まれています。
そんなアトラクションです。ぜひ、歴史と平和の夢に触れてみてください。
待ち時間
長くて15分待ちです。ただ、事前のリサーチでクリスマスのホリデーシーズンになると120分待ちになっているのをアプリ上で見かけました。
世界一幸せな船旅へ
ボート型のライドに乗って、子供たちが歌う世界の中を巡っていきます。ディズニーのキャラクターも登場し、世界中の子供たちがそれぞれの言語であの名曲「it's a small world」を歌います。
乗り場が外です。ちょっと珍しいかもしれません。
世界は1つ。だからこその気遣いもあります。
ディズニーランド・リゾートは日本語を見かけることが少ないです。公式ガイドマップは日本語のものがありますが、レストランのメニューなどは日本語がないところがほとんどでした。アトラクションやショーのアナウンスで日本語なんてもってのほかです。
ですが、ここでは日本語が聞けました。アトラクション乗船の注意点を日本語含む多言語で話してくれます。
内容としては大したことないのですが、世界中の子供たちがそれぞれの言葉で歌う、世界は1つというメッセージ。だからこそ、世界の言葉で話してくれるのだと感じました。
そもそも「it's a small world」って?
ディズニーランドはウォルト本人が見届けた唯一のディズニーパークです。ここには歴史がいたるところに生きています。「it's a small world」はもともとディズニーランドのアトラクションではありませんでした。
ディズニー社は1964年にアメリカで行われた「ニューヨーク万国博覧会」にすでに複数のアトラクションを出展することが決まっていたのですが、さらにユニセフ館にもアトラクションを出展することが急遽決まりました。
それから開催までのわずか1年という短い期間でディズニー社のイマジニアたちが創り上げたものが、この「it's a small world」でした。子供の支援をするユニセフ館に世界の子供たちが1つになって歌うというアトラクションを提供しました。ウォルトは、人種、国籍、言語が違っても何のしがらみもなくすぐに仲良くなれる子供の世界こそ平和だと感じて「世界の子供がそれぞれの言葉で歌う」というコンセプトを思いついたそうです。
楽曲はシャーマン兄弟の担当で、ウォルトから「普遍的で、どんな国の言葉でも歌えて、どんな楽器でも演奏できる。そんな要素すべてが入った曲」をリクエストされました。
ニューヨーク万国博覧会での「it's a small world」は大盛況に終わりました。このアトラクションはその後ディズニーランドに移され、現在も楽しむことができます。
余談ですが、映画「トゥモローランド」に登場する「it's a small world」はニューヨーク万国博覧会のものです。
もう1つ余談ですが、ディズニー社はほかにも複数ニューヨーク万国博覧会にアトラクションを出展しています。
そのうち「リンカーン大統領とともに」というリンカーン大統領のオーディオアニマトロニクスが演説するアトラクションもディズニーランドに移転され、現在でも「ディズニーギャラリー」で楽しむことができます。
また「進歩の国」という、先史時代からの歴史をオーディオアニマトロニクスでめぐるアトラクションもあったのですが、これは一部のみディズニーランドに来ました。それは恐竜のオーディオアニマトロニクスで、「ディズニーランド鉄道」に乗ると見ることができます。
毎度おなじみのあの歌。待ち時間が短く休憩として乗る方も少なくないアトラクション。そして場合によっては見向きもされないアトラクション。
ですが、ここにはディズニーランドの進歩発展の歴史が垣間見えます。何より世界平和という壮大なスケールも織り込まれています。
そんなアトラクションです。ぜひ、歴史と平和の夢に触れてみてください。
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